中国の「反日デモ」のピントがズレている理由

古い時代の影響、中国の持つトラウマ

戦後日本の特異な事情

中国で反日デモが起こっているとの報道があります。(2010年10月18日現在)

ネットの書き込みなどを見てみると、中国が日本の靖国参拝などになぜこんなに反発するのかがわからない若い世代が増えていますので、中国側の考え方と日本との考え方、文化の違いについて述べてみたいと思います。

両国の歴史や背景、文化の違いから考えると様々なことがわかってきます。

おそらくですが、中国(共産党)の幹部は日本という国や資本主義という体制がよくわかっていません。彼らの今、行っている行為は寝た子を起こすようなもので結果としては、中国にとって悪い結果を招くでしょう。

日本には強い宗教団体が存在しません。

現時点では創価学会くらいですかね? 他にも多少は数を集められる宗教はありますが、欧米のように数百万とか数千万人が一気に集まったり、その宗教団体の動向で政権とか国家がひっくり返るほどの集約力、集票力を持つ組織は存在しないのです。

と同時に日本には強い「軍事団体」も存在しません。

何しろ敗戦国ですから・・・。戦後の焼け野原の中から復興してきましたので、組織は一度解体されています。戦前は強力な団結力を誇った組織でも今は存在しないとか形が変わっているものが殆どです。アメリカで代表的なのは退役軍人協会とか軍人の遺族会ですが、日本ではあまり力を持っていない状況です。

GHQによって軍が解体されてしまい、建前上は自衛用の部隊しか持っていないことになっています。

海外の軍隊と違う部分は本来なら縦横の繋がりが強化され、政府にも強い働きかけを行えるはずの「軍」が、まったく政治と連携出来ないということですね。

つまり自衛隊の隊員とか家族とか退役者が、政府や政権に参加できない、影響力を行使できない、多少参加できたとしても発言力を奪われたり、まったく機能しないという珍しい国になっています。

アメリカの戦後統治では、戦争中の日本の行動の全てが「誤りだった」という基本的な方向性、指針が中心になっています。その教育や指導が奇妙に歪んだ形式として定着しています。

アメリカやロシア、中国やイギリス、フランスはもちろん、日本と同じく先の大戦では敗戦国だったドイツやイタリアでもそういった形式にはなっていませんよ。軍出身の閣僚や大臣が存在しないのは先進諸国では日本くらいのものでしょうね(笑)。

小泉政権下でやっと一人(中谷元)出てきただけです。

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