多重人格に関する考察

2009/12/17改訂
1997/09/01初稿

経過観察と十分な注意が必要です

多重人格について

※初稿が書かれたのは1997年になります。2009年のニューアルで加筆修正しています。

以前にあるテレビ番組で「多重人格について」の放送がありました。

多重人格に対する詳しい知識とか経験を持つ人を捜せなかったんでしょうかね? お話を伺った医者や施設の名前が全て匿名になっています。

海外の施設や研究者は実名入りなのに、日本国内の症例はなぜか全て仮名で通しています。

私は番組を見ていて苦笑いしてしまいました(笑)。

相手方の施設や医院(きちんと取材を行ったと過程してですが)から放送の了承がとれなかったか、症例の話がきけず、仕方なくて適当な物をつなぎ合わせて「自分達で適当な内容を作ったのかな?」と思ったからです。

普通は個人名は伏せますが、病院名まで伏せませんよ。

中でもおもしろかったのは、催眠をかけるのに医師が五円玉(ペンジュラム)を被験者の前でブラブラとぶら下げたりするシーンです。

今どきそんなことしませんよ。どう考えてもおかしい(笑)。

知識が古く、番組を作った側が誤った先入観に基づいています。催眠に関して、ほんの少しでも知識のある医者や専門家が指導すれば、決してああいった形にはなりませんよ。

逆に同じテレビ番組でも「眠れる森」(中山美穂、木村拓哉主演 1998年12月24日放送終了でDVDが出ています)などのドラマの脚本はよく勉強されていましたね。ドラマのワンシーンでヒロインの女性に催眠をかけて過去を探り出そうとするシーンがあります。

アドバイザーが良いんでしょうか? 催眠のシーンの描き方は見事でした。

催眠誘導についてもフラッシュライト法などを用い、効率良く催眠を深化させる方法を用いています。催眠法では最新に近かった(1998年 放送当時の話)ですね。

催眠の手法について興味がある人はそのドラマのビデオでも借りて下さい。

その報道番組でやっていた「あなたは、ねむ〜ぅくなります〜〜〜〜〜〜〜」といった語尾を延ばす誘導は主流ではないでしょう。

優秀なドラマにおいても催眠誘導を行う役者さんの言葉が、変に間延びしていたのには笑いましたが(笑)。いくら演技に優れた役者さんやよく調べた台本とはいえ、やはり一般の方の持つ催眠に対する印象はあんな物なんでしょう。

そのドラマとは違い「多重人格に対する番組」の中では、実際の多重人格の体験者つまり「催眠誘導を治療として行った経験がある人」なら、決して言わない筈の誤りとか勘違いが幾つもありました。

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