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洗脳を解く方法について
2009/12/17改訂
1998/09/01初稿
冷静な対応、家族や周囲の応援が重要です
マインドコントロールのパターン
最近、またマインドコントロールとか「洗脳」という言葉が巷を賑わしています。そういった騒動が起こる都度、ウチのヒット数が急激にあがります(笑)。気分としては複雑ですね。
アクセスログを調べてみればYahoo!やGoogleのキャッシュ、掲示板の過去ログなどでこのコーナーがひっかかっているらしく、何か問題が生じるたびに見に来る人が増えるようです。
心理学や催眠に興味を持ってもらえるのは嬉しいのですが、できることなら色眼鏡でとかおかしな方向で見て欲しくはないですね。
このホームページの運営は1997年に開始、そういった騒動が起こる前からやっていてトラブルの予防のための警告や注意も何度も何度も繰り返し載せています。
何か事件が起きる都度、急激にヒット数が上がることが良いか悪いかは別として、洗脳や取り込みなどの手法、トラブルにどのような方法があるのかの解説とその解き方についてここで簡単に紹介しましょう。
洗脳には大きく分けて二つのパターンがあります。
否定型(自己否定、環境否定を含む)
これは個人の生き方、つまりこれまでの生活や仕事、価値観について一度徹底的に壊し、自我が崩壊した後のいわるゆる間隙、頭がボーッとしたり価値観を喪失した瞬間に新たな思想、これまでとは異なった主義や思考を植え込む方法です。
別名では「ゲシュタルト崩壊」とも言いますね。これは成熟した大人には極めて有効な方法です。いわば、「頭の固い大人向け」ですね(笑)。
この手法は社会的に成功していたり地位や名声があったり、財産、資産、金銭的に恵まれている人でもひっかかります。
むしろ成功者で自分の背景、バックボーンや学歴、名声に誇りや自負を持つからこそ有効な方法、行われる手法だと捉えていいでしょう。
なぐさめ型(社会正義、平和を訴えるも含む)
先にあげた否定型が過去に得た名声や肩書き、ご本人の努力を徹底して否定する事で精神の崩壊を目指すものならこちらはいわば肯定型です。
要するに「わかるよ、辛かったね」とか「ここにはあなたの居場所があります」「家族より私達のほうがわかってあげられます」社会や環境のために「一緒にがんばりましょう!」などと励ますことで取り込む方法です。
困ったことにこの手法は一部の平和団体を誹謗する連中にも広がっています。
若者を中心に勢力を拡大しようとしていますが、こういった連中への献金や募金として集められた資金は本当に困っている方々には届いていません。
一部の幹部が遊興費に使ったり、自分達が私腹を肥やすのに用いる、どこかに送金する(自分たちの祖国や親族の生活費)のに使っています。
この方法はどこか純粋な部分を持つ者、どこか頼り気の無さそうで自信の無さそうな若者、都会で孤独に苛まれがちな人達、女性など独身者に多く用いられる方法です。
現実には両者の複合型が多いですね。単純にどちらか一方の手法を使う組織や団体は少なく、最初に「あなたは間違っている!」とやられるか、「わかるよ。私(だけ)があなたを理解できる」とやられるかの違いです。
どちらの順番が先になっても結果は同じです。
前提としてあるのは洗脳者達の思惑だけです。表面上は「あなた」を思って何かを行っているフリはしますが、本心はそうではありません。薄汚い魂胆があるだけです。
いずれ相手は参加者に何らかのリスクや犠牲を押し付けるようになるでしょう。利益を提出しろ、財産を挿し出せ、我々にただ黙って従って何もかも言いなりになれ、と強行に望むようになります。
取り込む方法は様々にある
これは洗脳とはちょっと違う話なのですが、私が催眠の施術や指導を行っていても時々「俺は催眠などにはかからない。意志が固いから」などといわれる人が現れます。
不思議なことに男女、年齢、性別、職種は問いませんよ。実際にその仕事(催眠)に携わっている私の目の前でそういった主張を始める人達がいます。
ところが、だいたいにおいてそう主張している人達はこれまでにそういったモノ(催眠、洗脳、取り込みの手法、詐偽等)に一切、触れた事も学んだ事もない人達なのです。
なのになぜだか「自分だけは大丈夫!」と何の根拠もなく思い込んでいる例が多々ある(笑)。これには笑ってしまいます。
実際の話、催眠誘導に成功するかどうかは相手の意志が固いかどうかなんて関係ありません。これは詐偽とか高額商品の実演販売などでも同じですよ。
大切なのは「相手の意識をひきつける」ことです。話を聞かせるとか、相手の足を止めさせる事。
会場に足を運ばせることが第一歩でしょう。意思が固いからとか本人が何を信じているかなどまったく関係ないのです。聞きに来させられれば「嵌められる」と思っている連中も多い。
繰り返しますが、施術や誘導を行う場合、相手が「催眠を信じているかどうか?」などあまり関係ありません。一瞬の間隙(かんげき)と言うか心の緩み(ゆるみ)を捉えられるかどうかが肝心で「私は信じていない!」などまったく意味がないのです。
他の催眠を教えている先生とか施術を売りにしている団体の中には「催眠を信じないとダメだ!!」と高圧的に迫る人も数多くいますけどね(笑)。
現実には催眠とは銘打たないだけで、催眠(療法)や心理学の応用、形を変えただけで導入されているものは数多くあります。相手が信じていないと効果がないなら、あんなものに多額の費用はかけないでしょう。CMや看板、イベント用の宣伝なども同様ですよ。
消費者金融業者が、外でビラ配ったりティッシュ配る手法も心理学の応用です。「あの程度で何が出来る!」とタカを括っていたテレビ業界関係者や銀行は今ごろになって慌てて同じ手法を取り入れつつあります。
そういった「心理学や催眠の手法の応用」で実際に人は動くのです。
「信じていないから、俺は絶対に騙されない」などと言ってる人は御注意下さい。
取り込む手法は様々に存在するのですから・・・。
プロでなければ難しい
騙されない人には騙されないだけの理由があります。
例えば高額商品の販売などの詐欺に合いそうになったとします。その商品についての十分な経験や知識があると、「そんないいかげんな商品はいらない!」ときっぱりと断われます。
ところが、その商品についての知識がない場合が問題です。専門家だと称する者が洗われて「常識」を振りかざして購入を高圧的に迫ったり、周囲にサクラがいて追従。何人かが煽ればコロッと騙されて購入する人も出ます。
これは過去の心理学の実験、再現で(アイヒマン実験などを参照)何度も実証されています。人間の心は特定の条件では誘導に弱いのです。
群衆心理と言われるものもありますから、自分が群れからもはみ出す事も厭い(いとい)ます。集団生活の中で和を保つことや、集団の意を組んでそれに従うことは、そもそも人に動物として備わった本能でもあるのです。
「簡単に誰かに騙されない人」とは自分が興味がある内容については詳しく勉強され、覚えている人です。勉強もしないのに安易に否定する人ではありません。
と同時に、自分が疑念を持ったら「きちんと誰かに相談する」姿勢を持つ人です。
その上で自分が納得しない商品や怪しげな情報は「はっきりと断われるだけの」勇気を持っている人になります。
要するに餅は餅屋ですから(笑)。これは私がセールスや営業をやってた頃からの口癖なんですが、餅をつくのは素人でもできる。ところが専門家が作ったものはやはり出来上がりが違う。
専門であるからこそのノウハウであり知識であり経験です。外見には簡単に見えるし「俺にだって餅くらいはつけらぁな」と思うかも知れない。
やっぱり専業は違います。それを付け焼き刃の者が真似たり、知ったかぶった所で追いつける筈がない。相手は毎日そのことばかりをずっとやっているのですから。
取り込まれてしまうのはこんな人
実際には取り込まれ易いのは自信満々に見え、態度が尊大で他人の言葉に耳を貸さない者です(笑)。そういう人は現実を正確に把握していないのに、何でも知っていると思い込んでいますので他人に相談しません。
実際には相談する場所や友人を持たないという事ですね。中途半端に知識を聞き齧っているだけなのにわかっているつもりになっている人です。
それはやはり、(詐欺師やカルト側からすると)やり易いんですよ。
社交性に欠けていたり、お山の大将で狭い世界であぐらを掻いているタイプがこれに当たります。
そういった人は他人を見下ろす習慣が付いています。ですから、その「欲」とか習慣、尊大さを相手に利用されるのです。
聞き齧った程度の知識、週刊誌や雑誌、本を何冊か読んだ、ネットや掲示板で知識を漁った程度でわかった気になって他人を批判している人がいますが、専門家が本気になれば太刀打ちできません。
騙すプロや取り込むプロ、特定の技術に関しては異様に詳しい者もいます。その「筋」で食っている者なら素人など鼻で笑うでしょう。
騙されないために一番必要なのはやはり、その道のプロの話を「複数」聞く事です。単独はダメですよ(笑)。その「問い合わせをした」人が詐欺師側だったり、悪い人ならその時点で騙されますから・・・。
保険なら保険の専門の方に交通事故なら交通事故の専門の方に、薦められた商品や内容に詳しい人間に「複数」相談して、その後に「ご自分の意思で」選択することこそが吉なのです。
私の過去の経験から言えば「俺は騙されない」「大丈夫!」などと根拠もなしに思っている人ほど、危ないですね。
そんな人ほど騙す側にとってはやり易いでしょう(笑)。
そういった人の前なら、私ならわざと知識がない振りをして失敗します。こちらが素人であり何も知らない人間であるかのように振る舞うか、知ったかぶってる「プロもどき」を演出します。
間違った知識を振り翳してわざと稚拙な失敗を見せます。そこを相手に突かせて「いやー、○○さんはよく御存じですね」「やっぱり○○さんは凄いです!」「私より詳しいんですね!」と徹底しておだてればいいんですから(笑)。
そのタイプはすぐひっかかりますよ。
危険が「ある」ことを知って行動する
普通に考えればわかりますが、「私は騙されやすいかもしれない」と考える人は安易に危険には近づきません。普段の生活において用心します(笑)。
それはおそらく根拠もなく「俺は騙されないから大丈夫だ!」と思い込んでいる人よりも手強いのです。
安易に立ち入らないこと。経験や知識、満足な保障や根拠もないのに大丈夫だと思わないこと。
強盗にも強姦にも遭わないと思い込んでいるから高額な商品(バックや時計、宝石)を身に付けてチャラチャラ歩けますし、薄暗い夜道を歩きます。
強盗が後ろから付いて来てると思う人はそんな行動とりゃしませんって・・・。その格好でニューヨークのブロンクスや中国の貧民街、南アフリカのヨハネスブルグを歩いてごらんなさい。
瞬間で身ぐるみ剥がれますよ。金目の物を奪われるだけで済めばいいですが、命まで落とす可能性もあります。家まで着いてきて家族を脅されたらどうしますか?
空き巣にあっても泥棒にあっても同じです。危険があることを理解せず、「ウチには関係ないんだ」と思っていた人ほど、その被害は大きくなります。
警戒心が足りない割に金や物はひけらかす。多くのものを持ち歩くし地位や財産の自慢話が多いのに自衛は行っていない。そういった日本人はたくさんいるんですよ。そういう人はなぜか「自分達だけは襲われない」と勝手に思い込んでいます。
詐欺師とかカルトにとっては、頭が固く、他人をすぐ否定して自分のキャリアや生き方に自信満々である人ほど崩しやすいんですよ。逆にそこが崩されれば立ち直れませんから。
一見、難しそうに見えるんですけどね・・・。意外かも知れませんがどんなに素晴らしい経歴を持ち、周囲に尊敬され、また恵まれた環境にあるように見えても、コンプレックスを持たない人間はいません。
もしそれで全ての悩みごとや苦しみがなくなるなら、社会的に成功を納めている筈の人が自殺したりはしませんよ(笑)。
人気絶頂で自殺する作家や作曲家、画家やタレントの例もあります。会社の経営者や跡継ぎ、一般の方より遥かに裕福で幸せそうに見える人でもそういった例はあります。
人間である限りは必ず悩み事はあります。人間である限り感情の行き違いや苦しみはあるのです。違う生き方に憧れがあったり今とは違う望みがあったり、それぞれにコンプレックスはあるのですよ。
現時点での環境や資産、お金の額で全てが決まってしまうのではありません。
言い換えるならば、だからこそ狙われるのです。
また貧乏人は「洗脳に遭わない」のではありません(笑)。狙うメリットが少ないと思われているだけ。ただし相手の思惑に見合う「何か?」を持っていれば誰でもターゲットになり得ます。
待ち構えていて行われる内容
デート商法などでは若い女性や男性にローンを組ませて商品を買わせる例もあります。
強引な商法や「洗脳」を行う側は他人の心理の裏側を探します。相手のコンプレックスの部分、悩み事や苦しみを見つけてそれを利用して相手の気持ちを引きつけようとします。
会場にサクラを配置していたり、事前に探偵などを雇って下調べをしている例、先に会員となった友人や知人、ご家族から弱みを聞き出している例も多数あります。
ゲシュタルト崩壊と言われる手法では、そこの部分を逆手にとり「あなたは自分を偉い人だと思っていますね? その歳にもなって自惚れている事がわからないなんて恥ずかしい人ですね」などととやられる訳です。
鼻でせせら笑っても「ほら、あなたの元の恋人や奥さん、同級生はこう言ってますよ」と過去の失敗をいきなり、公衆の面前でぶちまけられたりもします。
性癖や趣味、過去の失敗例を同級生や昔の恋人から聞き出しているなんてこともありますから・・・。怖いですよ。
自分(実際には元彼女)しか知らないはずの話とか性癖とか思い出を、数十人、数百人の前でいきなり暴露され、大勢になじられたらどうしますか?
一部の宗教団体、カルト系などでも勧誘で盛んに使っていますが、初対面の人間や「ちょっと覗いてみるだけ」のつもりで参加した人間が、そういったやり方で「いきなりきつい一発」を浴びます。
軽い気持ちで参加した側からすれば、そんな言葉(中傷や罵倒)を面と向かって投げ付けてくる人間がいるとは思わないのですよ。
相手が一人なら否定できますが、集団でやられるとどうしても影響を受けます。
よくわかっていない人もいるでしょうが、言葉は(他人に対し)強い影響力を持ちます。どんなに話を聞かないし気にしないつもりでいても、耳に入ってきてしまうと精神に干渉力を持ちます。
否定しながらも一部を受け入れてしまったり、嫌な感覚に囚われたり、反対に嬉しい場合もあります。
それが集団でとか長時間とか何日にも及べば尚更です。
私のような専門で知識を持っている者でもそんな集会に混ざればショックもうけますし、一つ間違えれば取り込まれる可能性はあります。
場合によってはたった数日で完全に別人ですよ。
ご注意ください。
相手のテリトリーに迂闊(うかつ)に近寄らないように
一種の集団ヒステリーのような状況におかれ、長時間に渡って自分自身や家族、仕事を否定されたり何らかの精神的なプレッシャーを与え続けられた場合、それから逆らえたり逃れられる人間は極めて少数なのです。
また、こういった洗脳を行おうとする人間は下調べをよくやっています。
対象者(取り込もうと考えるターゲット)の家族構成やどういった悩みを抱えているか? 過去にどんなことがあったのかを事前に深く調べている事が多いのです。
ご本人は友人や知人、得意先に誘われて「たまたま」遊びに行ったつもりでしょうが、向こうは手ぐすね引いて待っている訳ですね。
会場には「サクラ」がいるケースが多いですね。周囲の何人かが最初からグルなんです。
「お前は最低だ、家族を苦しめている!」などとけちょんけちょんに悪口を言って相手をけなす役と、対象者を「この人はそんな人ではありません!!」などと庇う役に分かれます。
本当は茶番なんですよ(笑)。それを仲裁者、だいたいにおいてその会の主催者や占い師?なるものがしゃしゃり出てきて「まあまあ、落ち着きなさい」などと言い出すのです。
だいたいにおいて、重要な役割を担うのは「遊びにきて下さい」と対象者を誘った人間ですね。これが誘い役であり庇い(かばい)役です。その友人や知人か会合に常駐している「専門の連中」が悪口を言い募って扇動役を勤めます。
知っていれば茶番ですが、心の準備とか予備知識が無いままにそういった集会に行けば、その衝撃は凄まじいものですよ。自分の一番隠しておきたいトラウマとか失恋話、学生時代や子供時代の失敗などをぶつけられることもありますから・・・。
実際にはそれ以外にも何人かが会場に配置されており、筋書き通りに話を運び、そのうちに司会者(誘導者、または運営者や主催者側の人間)に同調して行きます。
一種のショック療法のような物です。固定観念を持ちすでに何がしかの地位や立場、環境を手に入れた人間にとって、新しい考え方や価値観を手に入れることは難しくなるのです。
ですから、その対象者が持っている固定観念を壊さねばなりません。
そこで扇動者はその人が大切に思ってきた物、例えば地位や学歴、仕事におけるやりがいや過去のトロフィー(栄光)などを、それこそ「けちょんけちょん」にこき下ろす訳ですね(笑)。
これの原型は心理学の手法として元からあるものなんですよ。別に今始まった手法ではありません。大学の心理学の実験などでも時折、行われます。
大きな顔をして「私は独自の能力開発をやってます」などと煽っている連中が数多く存在しますが、何のことはない、数十年も前からある方法を焼き直しているに過ぎないのです。
それらは何十年も前からある知識
朝日新聞社から絶版になった本で「心のプリズム」という本があります。
初版はすでに30年以上(初版は1972年です)も前の本です。当時の記者たちが日本のその後を当時予測した本です。
面白い本ですね。当時の新聞記者にはこんなに硬派な人たちがおり、独自できちんと取材をしていたのかと思うと感動します。
今の警察発表を垂れ流しにする記者や、事実をまったく取材をせず先入観だけの記事を乗せている現代のマスコミ諸氏には見習って欲しい物です。
※絶版になっていますが国会図書館などで閲覧することが可能です。最近になって復刻版もあるようですが、復刻版には肝心の記述の幾つかが削られています。
インパクトがあるのは脳内ホルモンに関する記載ですね。当時、薬品の開発をやっていたチームが感情を左右する物質を発見した時、「我々は核兵器以上の危険なものを発見したのではないか?」と脅える話も納められています。
興味がある方は読んでください。
その古い記述の中に、すでにちゃーんと「能力開発セミナー」に関する記述がありますよ。現在、あちこちで行われている内容と殆ど変わっていません。
こういった連中を崇めている人達、特に企業の経営者は目を覚まして下さいね。どんなに「ウチは凄い方法を行っている!」などと自称していても、昔からある極めて古い方法でもっともらしく洗脳を行っているだけです。
はっきりいえば、その知識は数十年も前のカビが生えたような内容です。
能力を開発するどころか自分に都合の良いように相手を操り、お金や何かの報酬や利益を得ようとしているだけの場合もあります。
元々そういった技術や知識は自らの古い固定概念を打ち破り、新しい考え方や製品開発、意欲を刺激するために必要な方法だったのですが、如何せん、幾ら素晴らしい意図や目的を持って開発されたり発展した技術、知識でも間に関わってくるのは人間です。
神様は人を騙しませんし利用しませんが、人間は違います。どんなに素晴らしい思想や宗教、技術や知識であっても、そこに人間が介在する限り歪みが生じ易いのです。
そういった人達(セミナーを開設している、私は良く当たる占い師だ)の言葉を神の言葉だとか絶対者の言葉だとは思わないで下さい。人間は神ではありません。神にもなれませんし(笑)。
最初はまともだったとしても、組織が大きくなるにつれ歪みを生じさせることはよくあります。
私はこれまでにそういった例を数多く見てきました。
あまりに常識や環境からズレた教えは社会ルールからは逸れます。誰かに犠牲を強いて教祖や一部の人間だけが潤ったり、贅沢をするならそれは搾取(さくしゅ)とか詐偽と呼ばれる行為です。
そいつらがどんなに「愛」だの「宇宙正義」だの社会平和を説いた所で、やっている事がその程度ならそれは正しいことではありませんよ。
ゲシュタルト崩壊が都合がいい理由について
先に上げた、「ゲシュタルト崩壊」いわゆるショック療法が、あちこちで行われる洗脳においてはかなりの比率を持ちます。それは頭が固く人間を信じにくく「他人には騙されない」と思っている人間に有効だからです。
そういった感覚、つまり根拠もなく「私は大丈夫!」と思っている人ほど、取り込めばしっかりと取り込まれます。いったん打ち崩して入会させてしまえばなかなか辞めようとはしません。そこでそういった方法が横行するのです。
洗脳を行う側にすれば、理由は幾つかしかありません。
- 1.お金儲け
- 2.他人を操ることに幸福感を覚える、異性目当て
- 3.自分の宗教、思想を世の中に広める
殆どは1の「お金儲け」のためです。本気で社会正義や愛、平和を考えて実践している所は少ないでしょう。そのような内容をもっともらしく宣伝していても、相手が後で求めてくるものをみれば簡単にわかることです。
現代において新興宗教などで教祖まがいの振る舞いをする人が、イエス・キリストのように荒野に居出て、人の幸せを願って生きる道を説き、自分は汚い格好を厭わず「施しをしなさい」といって財産を求めず、周囲に分け与えているのを私はみたことがありません。
近年ではマザー・テレサかマハトマ・ガンジーくらいのものですよ。
自分(教祖や幹部)は高級車を乗り回し、豪邸に住んでステーキをたらふく食って太り、愛人を囲って別荘を買いコンドミニアムを利用します。
それがただの「お金儲け」とか仕事で得た金なら別に文句は言いませんよ。好きにすればいいでしょう。ですが、信者を食い物にしたり子供達を犠牲にした上での「浄財」とか詐偽で成り立った献金、嘘偽りを並べて脅し取ったものなら許してはなりません。
彼らは信者や参加者には多くの犠牲や提出を求めますが、自分は「選ばれた存在だから」とか何とか理由をくっつけて何も失おうとはしないのです。
インチキですよ(笑)。財産を奪うことが目的です。
本当に現世において「お金や資産、財産が」修業や社会平和、社会「愛」なるものの妨げになるのなら、彼らが真っ先に全てを投げ捨てなければならないでしょう。
内容には矛盾があります
そういった団体(カルトや宗教団体、一部の能力開発セミナー、占い師など)は「お金を捨てなさい!」「持ってはいけない!!」などとと強要はしますが、本当にどこかに全部捨ててしまうと入会できません(笑)。むしろ怒り始めますよ。
「その金は俺達のものだ!」が彼らの主張ですから・・・。「なんで捨ててしまったんだ!」が本音でしょう。
お金持ちが教義に従って本当に困っている人に施しをしたとか、学校を建てるために全てを使った、親族や老人ホームのために財産を分け与えてしまった場合、勧誘がピタリと止みます。
理由は簡単で、その後いくら勧誘しても「自分達の実入りがない」から。
不況で仕事を失った方が路上生活するようになっていますが、連中の言い分が本当にその通りなら、そういった方々は真っ先に入会すべき資格を持っています。
彼らが説く「汚いお金」をすべて捨て去っており、もっとも神に近づいている存在なのですから・・・。
「社会平和」だとか「宇宙正義」「愛」だのを訴える能力開発セミナーなり、宗教団体なりは仕事を失った人達を積極的に受け入れていますか? 一緒に生活し、支えていますか?
立ち直って「社会を平和にするためにがんばりましょう」といっている所を私は見たことがありません。
どちらかというとそういう連中は目の前にホームレスが倒れていたって、知らん振りです。必死で一般人の勧誘を繰り返しています。
修業のため、煩悩を捨てて悟りを開くために「お金を捨てろ!」「地位が邪魔だ!」「財産はいらない!」とああいった連中は煽ります。もしその教義が本音ならば、路上生活者はもっとも彼らの教えに近づいた存在の筈なのです。
彼等のそのごもっともで立派な建て前「教義や思想」が多く人を救うならば、現在、そういった厳しい環境にあり、救いを欲している人たちになぜ何もしないのでしょう?
結局、偉そうに地球愛を説く連中に「行って困っている人を助けなさい」「施しをしなさい」とはいう団体はありませんよ。
時折、そう繕うことはありますが実際には、「現世において悟りを開くのに、お金が邪魔になるから私に寄越しなさい」という人ばかりなのですよ(笑)。
本当に弱者の救済を行うなら認めますよ
ですから結果としてお金を持っている人ばかりを勧誘し洗脳しようとするのです。ゲシュタルト崩壊などの手法は、そういった目的に近付くためにもっとも効率がいいのでしょうね。
私はどんな団体であれ、病人や子供また弱い立場にある人を救うために活動を行い、がんばっている所ならば認めたいと思います。
自分達の組織を大きくするためにのみお金を集め、強引な勧誘を行い、周囲に何かを押し付けるならばそれはただの迷惑行為です。
宗教ですらありません。基本になっている考えが「自分達(の集団)さえよければ」何をやってもいいでは話にもなりません。そういう連中は自分たちの思い通りにならないと他人を迫害したり脅迫するようになってしまう。
自分達の考えや思想を貫くことこそが目的で、その目的の過程には何を犠牲にしても構わない、といった傲慢さを滲ませるならばカルトです。
そういった主張が社会に受け入れられることなどあり得ないでしょう。
金儲けのためだけになりふり構わない、というのも一つの生き方でしょう。その全てを否定するつもりはありません。ただしそれならば人々の救済や悩み事の解消、救いを看板にしてはならない。愛だの社会正義、社会平和だなどをもっともらしく説くのはルール違反だと思いますよ。
私はそのようなことを他人に押し付ける人や、そのような「異常者」を教祖として崇めたり妄信している人達は大嫌いです。そこに愛など存在しません。ごう慢で自己中心的な思い込みが存在するだけでしょう。
おかしな教会とか集団に献金する暇があるなら、我が子や年老いた両親に服の一枚でも買いなさいって。そのほうがよほど愛がある。
私は何かを拝むより自分で努力します。崇めるよりも働きます。自分の頭で考え自分の手足を使って「何か?」をします。それだけの能力を人は最初から与えられているのですから・・・。
言葉は悪いですけどね。大勢を悲しませたりお年寄りや子供達、障害者や社会的な弱者を食い物にする団体、多くが傷付く教義や思想など「糞喰らえ!」と思っています。
どんな立派な建物だろうと、それがどんな大きな団体でどれだけ信者が在ろうとも、私からすればそこには何の意味も持ちません。
神だろうと悪魔だろうと住むのは建物の中ではなく「人の心の中」です。彼らの言うどんな素晴らしい教義や建物、団体の大きさも表面だけを取り繕ったものです。
それは偽善者や詐欺師が自分をもっともらしく見せるために着飾った「ただのガラクタ」です。
励ましが必要になってしまう瞬間
人間は弱い生き物です。
先にも少し触れましたが、人間は集団でしか生活が出来ません。群れの中にあってこそ自分の個性を発揮できます。ですが集団で生活していれば様々なことが起こってきます。
そこには他人との生活や触れあいも含んでいますから楽しいことばかりではなく、苦痛やトラブルも抱え込んですまうことはあるでしょう。
集団での生活があれば、当然、そこには勝ち負けが存在します。群れのリーダーに立つ者と従う者とに選別されることもある。
先に、騙されない人は「複数の人間の意見も取り入れて誰かに相談する姿勢を持つこと」その上で「自分が納得しない商品や情報は、はっきりと断われるだけの勇気を持っている人」
と書きましたが、それはそのまま、リーダーとしての資質にも含まれます。
常に何かに勝ち続けることは至難の業であり、自分が「今は」勝者であろうとも、そこには常に「負けるかもしれない」といった恐怖が付きまといます。
真面目な人であればあるほどプレッシャーはあります。懸命に「何か?」に走り続けている人だからこそ「自分が失敗したらどうしよう?」と考える瞬間があるんですよ。
それがまったくないという人はおかしな人です。人間であるならどこかに不安感はある。その「当然の感情」をどこかに置き忘れてしまった人は決して頭角は現さないでしょう。ただの自惚れです。
何かの失敗やトラブルは生活には付き物です。不安感があるからこそ努力も重ねるし、専門家や自分の周辺から話も聞きます。
それでも決断は本人が行うしかない。人間が集団で生活する動物である限り、全てを丸く納めうまく行うことは不可能なので、どこかで決断する勇気が必要です。
ですから問題は生じます。人が複数で暮らす限り、それぞれに思惑もありますし環境や立場も違う。ぶつかり合いも生じるのです。
精神的に不安定になったり不安になったり、何らかの大きなトラブルが生じた場合、そこに「わかるよ、たいへんだったね」といった誰かのねぎらいの言葉が必要になります。
心のバランスをとるために他者の手を煩らわせる必要も出てくるのです。通常、そういった温かい言葉や励ましは、家族や友人、恋人などが投げかけるべき言葉でしょうね。
ところが、そういった関係に恵まれず独りきりで無理を重ねていたり、家庭や職場、学校に自分の居場所がないと感じているケースもあります。
たまたま何かの会合や集会に参加していた場合、労い(ねぎらい)の言葉を第三者から投げかけられることで、簡単に取り込まれてしまうケースがあります。
取り込まれてしまうタイミング
著名人やタレントさん、事業で成功した人の中にはこういった方法で取り込まれるケースがかなりあります。
成功していたり、特殊な仕事はしているが故に彼らは孤独なんですよ。
本来こういった労い(ねぎらい)の言葉は両親や友人、家族や恋人、いわゆる「近親者」が行ってこそ意味があります。それ以外の人の言葉はおまけなんですよ(笑)。効きません。
ですが、たまたま周囲が忙しいとか他の何かに気を取られたり、何らかの理由で近親者に近付けない状況にあり「孤独感」を対象者が抱えている場合、他人が行っても高い効果があります。
ゲシュタルト崩壊が頑固者で事業の成功者に効くといいましたが、肯定型(ねぎらいや慰め)は「素直で子供っぽい」部分を持つ人、その時にたまたま孤独感や寂しさを抱えている人には極めて有効な方法です。
わかり易く例えるならば恋愛に失敗した直後、家に一人でいるのは嫌ですよね? しばらく泣いたり落ち込んだ後、出かけたくなったとします。
どこかのバーとか合コンなどに行って、普段はまったく好きでもないタイプの相手に「わかるよ。私にも経験がある。大変だったね」などと言われると相手をいい人だと思い込んでしまい、何となくつき合う事になってしまうような物です。
失恋の衝撃が激しかったり、大恋愛の後であれば尚更、そう思い込み易いでしょう。
この手法は幼少期に親からの愛情を受け取るのに失敗し、「俺は孤独だ」「私は寂しいの」などが口癖で、他人に対し理解と愛情を求める人にはとても効果があります。
ただし、この方法を用いる場合タイミングを見計らうのが難しいんですよ。
愛情に餓えている人は「愛情を求めているのに」他人を疑いがちです。ですから心の扉はなかなか簡単に開きません。
良くて本当に親しい仲間や恋人、何年も前から付き合いのある人達です。外の「誰か?」つまり第三者には容易に心を許さないのが特徴なんです。
本人にすれば親や近親者、つまり「自分を理解して欲しいと願う者」からの温かい励ましの言葉を待っていただけなので、「誰でもいいから慰めて欲しい」のとは微妙に異なります。
「僕に同情をして欲しい」のではなく親しい家族や仲間に「僕を理解して欲しい」のであって本来は第三者の働きかけでは意味がないのです。
事業で成功している人は「能力が高い」ことが特徴です。だからこそ地位や名声、財産を手にしている訳ですね。ですから容易には心を許さない。それが習慣化しています。
そういう人を取り込むには、一種の心の隙間、間隙(かんげき)が必要です。隙間が開いてない人の場合、どんな言葉も耳に入りません。一種の「おためごかし」や「いつものお世辞」追従にしか聞こえず、快くはないから・・・。
ただ「たまたま大失恋」していたり、仕事で大きな失敗をしたとか、肉親や家族を亡くしたなどが重なった時だけ、入り口に隙間が開いてしまうのです。
困るのはこういったケースでは、洗脳者が一旦対象者の懐に入り込んでしまうと他からの言葉に一切、耳を貸さなくなる例が多いということですね。
自分が一番励まして欲しかった時に近親者からは応援が無く、「俺はあいつらに助けてもらえなかった」というマイナスの思いがある分だけ、その思いは根深いのです。
実際には違うんですけどね(笑)
私のような専門でやってる者からみれば、その人(素晴らしいアドバイスをくれたと対象者が思っている人)は「たまたま」そのタイミングでその場に居たに過ぎません。
ですが、その「アドバイス」?を受けた人にとっては、そういった軽い存在ではなくなるのです。
そのうち「この人のおかげでここまでこられたんだ!」と言い始めます。何かがちょっと上向くと「全ては◯◯先生のおかげです!」と話したりもします。
私も職業柄、時折そういったことを言われることがあって苦笑いします。
一般の方には恋愛に例えるとよくわかると思いますが、「この人がいなければ、私はダメになる」「この人がいたから楽になれた」などと熱く語る女性や男性は世間に結構いますよね(笑)。
特にご本人がその恋愛相手にハマっている時とか、のぼせている間は周囲のとりなしとか忠告を聞く耳を持ちません。
どう考えても不幸になる、他からみて不自然で異様な関係だったり不倫だったり、ただ単に都合のいい女、便利な男扱いされていても当のご本人は気がつきません。
むしろ止めに入る人達を邪魔に思いますし、意図を邪推します。心配して話しかけると「この人(達)は私を羨んでいるんだ!」とか「彼(彼女)を盗ろうとしてる!」とか「何か魂胆があるに違いない!」などとおっしゃる例も社会には数多くあります。
仕事においても恋愛においても実際には「その人のおかげ」は無いんですよ。
本来はそうではなく、その人と出会ったタイミングやその時の心の持ち様で「この人のおかげだ」と思い込んでいるに過ぎません。
人間には確かに「そう感じてしまう」一瞬があるのです。
その「たまたま」与えられた言葉や対応が本人にすれば嬉しかったため、そこにしがみついてしまうのですね。感情が高ぶってしまい冷静に考えられなくなるのです。
そういう感情になった相手と別れたり付き合いが途切れた後では笑ってしまうことが多いんですけどね(笑)。「私はなんであの人にあんなに夢中だったんだろ?」と思うことも多いでしょう。
ところがその時は本気です。「この人がいなくては私はダメだったんだ」と真摯に思い込んでしまいます。
私はその全てがダメだとは私は思っていません。恋愛も含めて人付き合いの多くは誤解と錯覚、思い込みと偶然で出来ています。
どんな些細な始まりもきっかけには違いない。その全てを否定してしまうのは哀しいです。出会いのきっかけはどうあれ、その後で良い関係を紡げることもあります。
その出会った相手が良い人であった場合は良き隣人、良き友人、仲のいい恋人ととして付きあいが継続できるケースもあるのです。
また師匠と弟子、指導者と教えを請う立場、共に仕事や勉強に励んだりそれぞれに励ましたり応援しあいながら道を歩ける例もあります。そういった形で始まるお付き合いや友情もあり、私はその全てを否定しません。
不幸なのは、相手が良い人ではない場合ですね。
世の中そんなに良い人ばかりではありませんから・・・。特定の意図を持って相手を下調べしたり、悪意を持って近づく例もあります。他人を利用することで組織の拡大を謀ったり誰かを騙す行為を繰り返す個人もあります。
相手の地位や財産、知名度や背景、若い女性の身体目当てに虎視眈々(こしたんたん)と狙っているケースもあります。
反対に辿る必要があります
洗脳を解くには対象者に洗脳に使われた(取り込まれた)パターンを今度はこちら側がうまく使う必要があります。
あなたのご家族や友人、恋人なら決して感情的になって泣き叫んではなりません。
まず相手(洗脳を行う者、団体、グループ)と引き離し、本人の意思や考え方に余計な知識や情報が流入するのを止める必要があります。
これは絶対に必要な手順でもっとも重要なポイントです。ここの部分に失敗して相手との接触が切れない場合、洗脳を解くのはまず無理だと思ってください。
その後で家族や友人などとの結び付きを強化し、相手より自分達のほうが「彼を理解できる」ことを教える必要があるのです。ご家族や友人が先に取り込まれている場合、解除は尚更難しくなってくるでしょう。
後のメンテナンス、教団や集団に戻らないような環境を整えるのが難しくなりますから・・・。
先に上げた否定型(ゲシュタルト崩壊)と肯定型(なぐさめ)、両者に共通するのは「周囲からの孤立感」です。その孤立感を解除後に解消する必要があります。
現実問題としては否定型で取り込まれた方のほうが洗脳を解くのは難しいでしょう。元々の性格が頑固だったり自信満々だった方ほど、しっかりと取り込まれますから・・・。身ぐるみ剥がれて裸で放り出されてからやっと気付く例も多いのです。
相手が使った手法を推測し、手遅れにならないうちに環境を整備します。否定型(ゲシュタルト崩壊)と肯定型(なぐさめ)か、家族や友人は取り込まれていないのか? 帰る場所はあるのか? などが必要になってきます。
対象者(洗脳を解く人)は所属する団体やグループ、個人からの情報や言葉だけを信用し、疑心暗鬼に陥って他人を受け入れない状態になっていますから、まず相手に都合の良い情報を吹き込む連中を「遮断する」ことから始めてください。
情報を「小出しに」する
「遮断が成功したら」しばらく時間を空けます。その上でその集団の実態や被害の実情を調べ上げ、対象者に徐々に与えます。
ただし、一気に全てを叩きつけてはなりません。ここも重要なポイントです。
一般人、特にご両親などが息子や娘の目を覚まさせようと、強引に団体の実態を突き付けることはタブーです。影響が遠のく前にやれば「そんなの嘘だ!」と反発しますから。
タイミングを見計らう必要があります。マイナスの情報(教団の実態)を与える必要はありますが、一気に与えると失敗します。
不自然にならない方法を選んで幾つかに分けなければなりません。なぜなら、相手(洗脳者側)も偶然を装い、何度もそういった手法を用いて徐々に信用させているのですから・・・。
だいたいにおいて、カルト系の洗脳は段階に別れています。細かく何度も対象者と接触を持ち、何度も集会や旅行、会合に参加させることをやってます。
「ステージを上げる」などと言いますが、様々な名目をつけ、研修だ懇親会だなどと言って細かく分け、複合的に受け入れさせています。いきなり洗脳が完成することはない。
人間が「一気に」受け取れる情報はそんなに多くありません。一度に洗脳できないように一度に解除もできません。ですから、情報を遮断してまず「少し覚まし」て、その上で「正しい情報を少しずつ入れる」を繰り返します。
こちらも細かく分割してそれなりの手順を踏む必要があるのです。
相手との接触を絶つ方法
何度も書きますが、もっとも大切なのは洗脳者(煽動者、執拗な勧誘を行う者を含む)から対象者の物理的、心理的な「距離」を引き離し、そういった集団や思想に影響されないようにすること、接触を持たせない環境を「故意」に作り上げることです。
最低でも2,3日。できれば1週間くらいが理想です。
これもどれくらい長くそういった団体に囚われていたかとか、洗脳までにかかった期間などで微妙に変化します。
ゲシュタルト崩壊にような強引な手法ではなく、寂しさや哀しさから「自分をわかって欲しい」と思う気持ちから何かに取り込まれた人も初期の対応は同じです。
ともかく最初に「相手との接触」を絶つこと。
対象者は色々ないい訳を考えます。様々な理由をつけて集会とか教会とかに出かけてゆこうとしますが、それはその人の本位ではなく相手に植え付けられた回帰行動なんですよ。
まず、それを阻害します。ただし、半端にやっても効果がないので思い切った手法を用います。
家族旅行や友達との宿泊、他の世界へ連れ出す方法も有効です。「近所に買い物に行く」振りをしてフェリーに乗せて遠隔地に旅行に行くなどを使ったことがあります。
私はともかく、そういった連中を「物理的に接触を絶つ」方法から考えます。もちろんご家族の協力は不可欠です。一旦相手と距離を置かせ、連絡させないように留意する必要があります。
時間を置いてご本人の中にある「心の自浄作用」を利用することです。すると、うまく目が覚めるケースがあります。
影響が遠のけば会話も可能になる
影響が遠のくまでたった一度でも接触を持たせてはなりません。一瞬で元に戻る可能性があるからです。
精神的な干渉とか洗脳を甘く考えたり安易に捉えてはなりません。相手は過去からそういったトラブルを何度も繰り返し、それなりの悪意、手法や手段を身に付けた連中ですから。
短期間で取り込まれた人は数日間の「短期間の遮断」でも大きな効果があります。長期に渡っている場合には注意が必要です。
それなりに日数はかかりますから。
おかしな集団や個人との接触を断ち、テレビや何かを読むなど普通の生活については全て自由にさせます。周囲はそのこと(洗脳者や対象者が取り込まれていた団体)については一切触れません。
難しいのはね、相手(洗脳者)の影響が遠のくまで、近親は否定も肯定もしてはダメだ、ということです。決して焦ってはダメ。
被害者側の家族は早く目を覚まさせようとどうしても感情的になりがちです。
影響が遠のくまでは否定も肯定も必要ないのです。そもそもその時点では自我とか自分の考えを喪失してしまっていますから、「彼(彼女)」と話しても無駄ですよ。
そういった人の会話は「教祖や教団、団体の受け売り」に過ぎませんので。
否定も肯定も一種のキースイッチであり、感情の起伏を生みます。「否定されたらこう反論しろ!」という内容を執拗に引き込まれているケースがあり、影響が遠のく前に話しかけるとその「キースイッチ」が作動してしまうのです。
影響が遠のいてくれば、普通の会話も可能になります。相手(洗脳者)の影響が色濃い場合は会話すればするほど、深みに嵌まってしまいます。
隔離した状態でテレビや雑誌、漫画等は自由にさせます。眠い場合には睡眠をとらせます。(ゲシュタルト方式などは特にそうですが)対象者に睡眠をとらせず、正常な判断力を失わせることで支配下に置いていることはよくあることですから。
テレビや新聞、週刊誌はOKと書きましたが、そういった人達の行動が問題化し、連日報道が繰り返されている場合は避けてください。
教祖や洗脳者の映像、写真等は見せないほうがいいでしょう。
どうしても心配な場合は映画とかアニメなどを見せておいたほうがいいですね。
洗脳がある程度まで進んでしまった場合、対象者がどうしてもそれらを手放さないケース(教祖の写真を持ち歩く、象徴となるバッチや会員証を手放さない)もあります。
事前に相談などはせず、いきなり連れ出して何もかも置いてゆかせることです。
家族(社会)との接点、繋がりを回復する
最初はまったく自分の思考や考えを失っていますが、時間をおけば少しずつ自分を取り戻すようになってきます。
後は時間を置きながら昔あった出来事などを話し、家族との思いで話や学校での出来事などを話します。取り込まれていた施設や宗教の話、取り込まれていた間の話をしないようにします。
状況が落ち着いてきてから、現状(その団体についてやこれまでの経緯)を話すことです。焦って相手の悪口を繰り返したり、強引に聞き分けさせようと迫る、まして殴りつけるとか暴力的になるのは完全に逆効果です。
相手(洗脳者)の言い分を強化する結果を招きます。「この人達はやっぱりわかってくれない」になりますから・・・。
「止めさせなければ!」と強引に関係を絶つことを迫ったり、相手を中傷したり怒鳴るのではなく、あくまでも冷静にタイミングを見計らなければなりません。
洗脳を受けた者は近親者には憎しみの感情が高ぶり易いんです。また洗脳を行う人間はあえて、そのような誘導を行う場合が多い。身内と「切り離す」こと、つまり社会との繋がりを断ち切り、自分たちの言葉にしか耳をかさない環境を作り出すことが洗脳の第一歩なのですから。
身内を信じ誰かの話を聞いている限り洗脳には成功しにくい。自分達の思い通りにはなりません。だからこそ、あえて切り離そうとするのです。
兄弟とか父親や母親の悪口を並べるケースでは、だいたいが先回りして「洗脳者側」に吹き込まれてしまっているのです。
そういった行為が発覚する殆どは周辺住人やご家族、友人、取り込まれそうになった方々の通報です。ご本人からの要請とか申請ではないことを十分に理解されてください。
家族や社会との接点を失っており、その輪の中に自分の居場所がないと感じている。
取り込まれた瞬間から「自分を理解してくれるのはこの人達だけだ」と信じ込んでおり、彼らの中にいることこそが正義だと感じる。
そうなっている訳ですから、他にも自分の居場所があったり家族に嫌われてなどいない、教団の関係者などより「あなたを必要とする人達、家族や友人、仲間がいる」ことを意図的に働きかけ理解させる必要が出てくるのです。
これはいずこも同じですが、そういった団体はまず家族や友人との繋がりの切り崩しを計ってきます。
残念ながら新興宗教がトラブルを起こす場合には、家族ぐるみで一気にコントロールを受けるケースがあります。その場合はかなり難しくなるでしょう。別の親族や友達を頼るしかありません。
家族ぐるみではなく、単独で取り込まれている場合にはご家族の協力を得て、ご家族との絆(きずな)や繋がりを強化してそういった連中との関係を断ち切る力とします。
取り戻してからも大切です
洗脳などのターゲットになった人、どこかの団体に取り込まれそうになった人は「一番、理解して欲しかった人」に対し過剰な感情のぶつかりを生じさせます。
孤独感から取り込まれるケースが往々にしてあります。家族や友人、知人との繋がりが保てず、そういった団体の中に自分の居場所を見い出してしまう場合もあります。
何かの事故というか、突発的な出来事(大失恋の後)とかで短時間で取り込まれた人は洗脳が解けた時点で心配ありませんが、そういった「家族、友人との繋がりがない」人はその後のメンテナンスをしっかりしないと容易に元に戻ってしまいます。
取り戻すまでも大切ですが、取り戻してからの環境整備もとても大切なんですよ。
洗脳を「受けた」ことも問題ですが、「そちらに行かなければならなかった」人達はその根本の部分、居場所や環境の整備が重要になってきます。家族や友人も含めて考えてきちんと対応を協議しないと、またどこかに流れていってしまいます。
一旦、洗脳を受けた人がまたどこかに所属する例が多いのは、それだけ環境の整備や周囲の協力が不可欠なことを指します。
ご本人も「抜けたい」ですが、他に居場所がないならまた別の何かに所属するほうが楽になってしまうでしょう。
できればそろそろ、社会全体でそういったトラブルが起こらないように監視したり、被害者を受け入れる施設を作りたい所ですね。
アメリカやフランスなどには、カルトの被害を受けた方のリハビリ施設や受け入れ先は存在します。日本には残念ながらそういった受け皿がありません。ですから取り戻してからも家族のサポートが必要です。
縁もゆかりもない赤の他人だったり自分とは接点のない人なら、放っておいても大丈夫か?といえばそうではありません。
カルトは手先を育てます。団体が大きくなると社会により多大な迷惑をかけるようになるんですよ。オウムの事例などを見ればそれは明らかです。
被害者が新たな被害者を生んでしまったり、暴走から誰かを殺してしまう事態が起これば他人事ではなくなってしまうでしょう。
そういった意味では、地域社会にとっても「取り戻してから」は大切なんです。
会う時間を惜しむのは誤り
おかしな団体に取り込まれかかってる人を発見した場合には、その人のご家族とか友人とか会社の関係者などに注意してあげる必要はあるでしょう。
ご本人に悪意がなくとも周辺住人や周囲にご迷惑となったり、他のご家族や会社で同僚を執拗に勧誘したりトラブルを拡大することもあります。
日本においてはこれまでそういったものが野放し状態でしたが、そろそろ法整備や配慮が必要になったのかもしれないですね。
特定の個人とか誰かの家庭の問題ではなく社会全体に留意が求められています。
「時間がない」とか「仕事が忙しい」だけではなく、せめてご家族や親しい友人、恋人や自分のパートナーのためには時間を割きましょう。
その時間を惜しむことは、巡り巡って社会全体の悪化を招きます。洗脳やおかしな行為を行うものがもっとも必要とするのは、社会の無関心なのです。
カルトに取り込まれないための予防は、そんなに難しいことではないのです。
子供たちと話すこと。家族と時間をとって触れ合うこと。
仲間や家族、友人と「繋がり」を絶たないこと。
できれば地域住人や会社の同僚まで含めて、おかしな行動がある場合には注意したり情報交換すること。たったその程度でかなりのトラブルが予防できます。
周辺との繋がりを無視して時間を割かず、話し合いや面談の機会や時間を持たないことが結局はあなたご自身やあなたのご家族、大切な人に重大なトラブルを運んでくる可能性があります。
ご注意下さい。
手順の確認と整理
洗脳の解除に必要な手順を順番に整理すると、
- 1.相手(洗脳者、団体の主催者)を悪くいわない
直接的に洗脳相手(教団や宗教、教祖)を悪く表現するとかえって悪化します。特に初期の頃はダメです。どんなに腹が立っても理不尽だと思っても相手(洗脳者)の影響が遠退くまでは悪く言ってはいけません。
どんなに相手が悪質であっても感情的に伝えてはダメなんです。ある領域までコントロールが進んでしまうと正邪とか善悪の区別はつきませんから・・・。
言えば言うほど「キースイッチ」が次々入ってしまって深みに嵌まります。
- 2.相手(洗脳者側、団体の主催者)に会いに行かない
洗脳を受けた者は自分の主張は「100%正しい!」と思っています。ですので会話するだけ無駄です。その対象者との会話の中に「だったら教団の人に会ってみればいい」があります。
これはよくある手口なのですが・・・。家族とか恋人を取り戻したいとそういった団体にノコノコ出向いたら、あなたも洗脳されてしまいますよ。
基本的に洗脳を解く場合は「1対1」です。家族とか友達が一緒に取り込まれてしまった場合、相互干渉して効果が高まります。ですので解除が数倍難しくなるのです。
救いたい気持ちはわかりますが、直接会いに行くのはダメです。警察や弁護士、専門家を伴っていても危険があるくらいですから、ご家族だけで出向くのはダメですよ。危険過ぎます。
- 3.絶対に感情的にならない
どんなにその人(洗脳を受けた人)を思っていても、感情的になって強引に返答(改宗や棄教、脱会)を迫ったりしてはなりません。
特に母親などに多いパターンですが「元のあなたに戻って!」などと泣き叫ぶなどは厳禁です。それは洗脳を受けた対象者に対しては「今のお前が間違っているんだ!」と罵ったり責めているのと同じ行為になってしまいますから・・・。
ご本人は「今が正しく」て「以前が間違っている」と思い込まされているのです。どんな罵詈雑言も本心からではありませんよ。自分を取り返せばそんなことは言わなくなります。
また洗脳を行う者は家族の反対を予測して先回りしているケースが多いでしょう。親や友人、恋人は「きっとあなたにこんなことを言って反対してくる!」と吹き込んでいます。
なのに本人を大声で責めたり殴ってしまえば相手の思う壺です。泣き叫んでもいけない。感情的になるのはよくありません。下手をすれば家から出ていってしまい、そのまま帰って来なくなりますので・・・。
- 4.環境を整え本人に考える時間と余裕を与える
洗脳の特徴は「自分で物事を考えないこと」です。他人(洗脳者)の言うがままになってしまうと、自分の思考がなくなります。
他人の考えに無意識に従ってしまうこと、自分の考えではなく他人の思惑でしか動作しなくなることを「洗脳」と呼びます。
ですから、自分で考える環境を作り他人からの思考や指示の流入を防ぐ必要があります。これが本当に難しいんですよね。本人は連絡を取ろうとしますし、集会に参加しようと求めますから。ご家族や友人、パートナーや恋人に「一度集会に参加すればわかる。きっとあなたにも理解できるから!」と執拗に誘う例も多いのです。
せめて電話連絡だけはさせて欲しい、と頼んだり、手紙やメールだけは送っていいかとか、お世話になった人や面倒をみてくれた人がいるから無下に断ることはできないなど、様々な言い訳が付きます。それを許すと瞬間で元に戻ります。信用しないように。
自我とか自意識、自分の判断能力が回復する前にそういった連中と接触を持たせると、善意を装った内容で簡単に取り戻されてしまいます。居場所を教えると家まで集団で押しかけてきますよ。
本当にこれは難しいのですが、ともかく「遮断します」。上記したようないきなり旅行に連れ出すなども有効です。一定時期遮断に成功すると、自分自身の持つ自浄作用もあって徐々に(本当に少しずつですが)自分の考えが覗くようになります。
そのきっかけさえ捉えれば、後は何とかなります。
- 5.複数とか、二人同時に解除は行わない
これも基本中の基本です。
先に上げた否定型(ゲシュタルト崩壊)などのケースにおいてはその後、近親者(家族)が取り込まれている場合があります。その場合は一度、どちらも引き離す必要があります。
二人以上で洗脳を受けた場合、ある程度の洗脳を解いてから一緒に行動しないとお互いがお互いの影響を受けてなかなか洗脳が解けません。洗脳の解除は単独で行うことが基本です。
相互作用で干渉し合いますから・・・。洗脳が一旦解け、再度入会したり入信したり、取り込まれないためには被害者同士で話し合う方法も有効ですが、この時点では得策ではありません。
二人以上を解除する場合には「遮断」(隔離)は同時に行ったほうがいいですが、その二人を同じ部屋で一緒にいないようにします。顔もある程度、洗脳の影響が遠のくまでは合わせないほうがいいでしょう。
二人を同時に確保したり、解除するのが難しい場合にはどちらか一人を先に行います。優先順位としては若い方を先にします。
若い人のほうが洗脳を受けた場合の影響が大きいので。解除は若い人を先にしたほうが早くなりますし、解除後の回復もやはり早いのです。
影響が遠のく前に顔を合わせると「迫害に負けずに一緒にがんばりましょう」などと言い出す例がありますので「両者の影響」が去ってから、一緒に暮らすのがベストです。
周囲で協力して冷静な対応を
一定のレベルまで影響がなくなると、「どうしてあんなことを受け入れ、当たり前のように私達は言っていたんだろう?」と首をかしげるようになります。
そうなるまでがなかなか難しいのです。
※もっと詳細に詳しく書こうかと思って準備していたのですが、よく考えた上で辞めました。私のサイトは宗教関係者とかカルト集団も時折、訪れることがあります。あまりに詳細に書いてしまってそういった連中に、ヒントを与える結果になっては困りますからここまでとします。
これ以外にも洗脳に使われるパターンは幾つかがあり、薬物や色彩反応、音声信号などを用いるケースもあります。幸い、日本においてはそこまで行っている人間(団体、集団)は少ない模様です。
ただし、まったくないのではありません。ご注意ください。
それらの方法については詳しくは書きません。予防のために書いた内容が誤って、おかしな方向に使われることを防ぐためです。興味がある方はご自分で調べて下さい。
洗脳や特殊な環境に置かれる時間が長かった人ほど注意が必要です。
いっそ「相手(洗脳者)に直接会いに行こう!」とか「文句を言ってやる!」もだめですよ。対象者の目の前でそれを暴けば、「洗脳が解けるだろう!」は漫画やドラマの見過ぎ。
相手は集団で待ちかまえていますから危険です。わざと宗教関連施設で傷害事件を引き起こして親御さんや恋人に示談を持ちかけ、対象者を手離さない事例もあります。
また「相手を誉めよう」も駄目です。それは相手の言い分を肯定する形になります。
専門家なら肯定から徐々に否定を引き出す手法も使えますが、素人がやっては取り返しのつかない結末を招くでしょう。
専門家に相談の上で冷静な対応を。対象者の近親者(両親、家族、恋人など)の熱心な協力なくしては脱出は不可能です。
脱出後の社会復帰、環境整備にもご家族や友人、パートナーである恋人やご夫婦の絆が重要です。総合的な判断、冷静な対応を関わる方々は忘れないでください。
※この文章は1998年頃に初稿を載せました。元々は私がファンだった(今も彼の歌は好きですが)歌手やお相撲さんが、おかしな団体や個人に取り込まれたとのマスコミ報道を受けて、私なりに周囲に警告を行おうと考えて書かれた文章です。
今回、大幅に内容を変更して全文を書き直しました。
1998年09月 初稿
2009年12月17日 加筆、修正
谷口信行
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