ZONE(ゾーン)集中力の世界

2009/12/18改訂
2002/08/28初稿

故、ジャック・マイヨール氏に捧ぐ

久しぶりの収録

先日、あるテレビ番組の依頼を受け、収録に行ってきました。

※この原稿を書いたのは2002年8月末です。私のコーナーには番組からの出演依頼を受け、その収録前に気持ちを整理したり落ち着かせるために書かれたものが多数あります。

久しぶりの収録です。依頼の内容は「スポーツ選手のメンタルトレーニングと強化」です。今回のZONE(ゾーン)についての解説は、その放送をにらんでのことです。

依頼内容は「アームレスリングの選手に自信をつけさせて勝利させる」です。集中力を高めて現地(アメリカ)の大会で勝利させることを目的としました。

以前にお世話になった番組関係者からの紹介でもありますし、企画の意図や内容もしっかりしたものでしたので、今回は協力することになりました。

しばらく、出演は断っていたんですよ。

父の死後、色々とトラブルがあって大変でした。普通ではありえないような面倒を起こす相手がいて、かなりの精神的なダメージがあり一切の活動を停止していました。

肉親が死んだときでも遠慮しない連中はいます。それどころか、「これがチャンスだ!」とばかり、酷い行為やうっとおしい真似に及んだ馬鹿が複数いて、とてもむかつきます。

精神的なテンションが低かったり、あまりにショックな出来事があったり、友人だと思っていた人、親身になって相談にのっていた人の裏切りや嘘などがあれば流石に凹みます。そういった出来事が相次ぐと、どうも誘導そのものが下手になるようです。

大学の関係者から依頼されて講演もやったのですが、これまでで最悪の出来でした。あんなに話すのが下手になったことはいまだかつてなかったと思います。肉親の死と周囲の裏切りとかトラブルが重なれば流石に不可能ですね。

こういった特殊な仕事を行っていると「とても急いでいる」と申し込んでくる依頼者は多数に及ぶんですけどね。そこには番組の関係者やプロダクション、大手のイベント会社を含みます。残念ですが、そういった時に無理してでかけて行ってもいい結果は得られないのです。

私個人(施術者側)が精神的な圧力、内側から溢れるエネルギーに欠けていれば被験者の反応を見逃してしまいます。催眠そのものは霊現象でも超能力でもありませんから勉強すれば誰でもできるようにはなりますが、やはり、難しい依頼内容や緊張感の伴う場所(収録など)では、施術者にもそれなりの心構えと準備がなければ、うまくゆかなくなってしまいます。

おかしな話なのですが、誘導を行う前に、こちら(施術者側)も集中力を高めておく必要があるんですよ。

私の絶好調の時には、被験者が「止まって」見えます(笑)。ZONE(ゾーン)と呼ばれている状態と殆ど同じというかそのものでしょう。瞬時に多くのことがでわかり小さな反応も見逃すことがありません。

それくらい集中力が高まっている場合には、特殊な誘導にも瞬時で成功するようになります。

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