最近、増えているトラブル
2006/11/26改訂
1997/09/01初稿
色々と送られてくるメール
※この文章が最初に書かれたのは1997年9月頃です。私がテレビ番組の出演を受けたり雑誌の取材、講演会などを行う以前の記述です。1999年5月に修正してあります。一般の方への注意と警告のためにずっと載せてありましたが、時間の経過と共に情勢が変わってきましたので、改めて一部修正加筆(2006年4月)してあります。
私の元には様々なメールが届きます。今までは無視してきたんですけどね。番組の出演や講演を機会に嫌な感覚のメールが一気に増えました。
まあ詳細は書きませんが、ゴールデンタイムの番組に出始めた頃は特に酷かったです。自称メーキャップアーティストだとか、芸能プロダクションだとか、占い師や手品師だとかが様々な勧誘を行ってきました。
「あなたもそろそろどこかのグループに所属しないと」だとか「我々の仲間になれ」だとか「私のほうが優秀な催眠術師だ」から始まって散々でしたね(笑)。明らかにネタとわかるものもありますが、そこそこ有名なカルト集団や宗教団体だったり、その後大きなトラブルになって逮捕(直接の容疑は詐偽と恐喝)された女性占い師なども含まれます。
「私も催眠ができる!」だの、「私も有名人の相談をやってる」だの私の知ったこっちゃないわい(笑)。
自分にそれなりの力量があるなら自分で勝手にやってりゃいいでしょう。私をわざわざ勧誘すするな。それが本音です。
ネットの利点は見ず知らずの人と知り合いになれることですが、こういった連中が多いことには閉口します。
仲良くなった人とか自然に出来た縁(えにし、えん)の中で紡ぐもので、誰かに強制されたり利益をチラつかせられることで考えが変わる事は無いですよ。「私は私」なんですから。
更新の頻度が減ってホームページを放置してたこともありますが、再開したら再開したで、またヘンテコなメールが届き始めています。ブログなどを使って煽るまたおかしな連中が増えてきたようなので、被害者が増えないように1997年に書かれた文章に修正加筆を行い、ここでもう一度注意をアップします。
最近のトラブルは、いわゆる資格商法(資格をとらせてやる)や洗脳まがいの連中が多くなってきています。
私の元にも何通も届いています。アメリカ人の有名な心理学者(と自称してる)や学者さんだかがなぜだか私に資格を授けてくださるんだそうで(笑)。もちろん有料ですが。講習会に来いだとか一時期は執拗に来てましたよ。要するに彼らは「テレビ番組に出てるあの先生もウチの卒業生だ」とでも言いたかったのでしょう。
あまりにも馬鹿げてて程度の低い煽り文章、あまりにも酷いカリキュラムなので笑いましたが(笑)。
皆さんも御注意下さい。
なんでよりによってウチに勧誘を(笑)
私のホームページには初期の頃からそういったトラブルにひっかからないように、気を付けるようにとくどいくらいに何度も書いてあります。できれば読んでくださいね。
何年にも渡って雑誌への取材や講演会もやりましたし、実演も行って警告も行ってきたのですから。そういった部分をきちんと読んでくれないなら何年も更新してきた意味がありません。
実演を行ってきたのは当時「催眠現象」を信用しない人が多かったからです。実際にそういったものがあるとの発想がなく、実物をみたことが無いのに「嘘だ!」と決めつけることくらい怖いものはない。講演会(公演も含む)で実際に何度もあったのは「催眠なんてのは意思の弱い奴がかかるんだ!」とか「馬鹿がかかるんだ!」との偏見も多かった。
説得するのは一苦労です。番組出演等でも難しい。どんな有名な番組とか雑誌に何度露出して実演を行ってもやらせだとかインチキだと言われることも多い。
懐疑的なマスコミ関係者への実演、講演会での誘導を何度も行ってきたのは目の前で見ないと信用しないから。あからさまな疑いの目で様子を見にきた有名人やテレビで活躍するコメンテーター、某有名漫画家もいました(笑)。目撃して驚いて帰った方もたくさんいる。裏にある魂胆や、嘲笑おうとする連中の中にも私は出かけて行って実演してきました。
それもこれも実演しないと信用しないから。今でこそ「催眠現象がある」「急速に誘導する方法もある」ことが一般に多少なりとも浸透しましたが私が開業した当初は知識として薄かったのです。おかげで催眠の証明から始めないといけなかった。
おかげでというか、最近は「催眠減少があること自体は」理解されたと思う。
大笑いなのは私の物まねやってる連中です。私が前世催眠を否定したり「こういった催眠誘導は慎むべきだ」と書けばそれもそっくりそのまま物まねしています。結局は亜流というか、私がお手本な訳ですな(笑)。
どこかで実演で証明した後には必ず「こういった手法を歪めて悪用する連中もいますから注意してくださいね」「催眠は有りますし、催眠を歪めて奇跡のように振る舞う連中もいるんですよ」と必ず付け加えてきました。
むしろそっちをメインに活動、実演してきたと言っていいでしょう。
面白いですね。その注意をずっと呼び掛けている人間に「私がお前に資格を与えてあげよう」などと言ってくるその行為が.....。
今だに催眠の意味とか価値や技術を勘違いして巻き込まれる人が多いようですので、ここでもう一度触れておきます。
極めて悪質な連中がいます
洗脳まがいの行為を行いあちこちでトラブルを起こしている団体やカルト宗教の関係者もいます。
インターネットで「アメリカで資格を取りませんか」とか「ウチで博士号を授与してあげよう」などと、メールを送ってきたり掲示板やフォーラム(昔のニフティ(※1997年当時の記述です。私も最初はパソコン通信から活動を始めました)で煽る例が過去に多数ありました。
私はそういった団体や個人とは一切、関係がありません。また、今後も関わりを持つつもりがありません。
インターネットを通して知識を漁り、これから催眠にかかろうと思ったり、また練習を開始して指導を受ける人達に忠告です。まず、インターネットの仕組みを理解して下さい。
※これも1997年から載せてある注意です。
ネットには何の規制もありません。どんな情報でも載せられる自由さや気軽さがある反面、画面の向こう側で待ち受けている相手がいい人であったり真面目に取り組んでいる人とは限らない。どんな嘘でも綴れますし誤魔化しや誇張も可能です。中には団体名を捏造したり架空の名義やリンク集で見え透いた詐偽運営をやってる所もある。
残念ながら新興宗教団体や営利集団がその正体を隠し、信者の獲得や自分の欲求を満たすためにだけ、催眠とかカウンセリング、占い師やヨガ教室を騙っているケースもあります。増えているのは「私の所は素晴らしい催眠の施設だ」「悩み事が一瞬で解決した」とかあちこちに自分が別名(友人や知り合い)を使ってブログやホームページを作り煽る内容を張る方法です。
まあこれも昔からある手法といえば手法ですが(笑)。某大手掲示板じゃないですが、ネットの世界では嘘を嘘と見破れる人、情報をきちんと収集して意味を理解して咀嚼(そしゃく、よく噛む事)して真偽を判断、冷静さを失わない人でないと一瞬で騙されます。良い鴨や金づるにされるだけですよ。
特に「研究所」などと銘打っておかしな行為を行う人間が後を絶ちません。
インターネットでは一般の書籍や新聞、テレビなどとは違い自分の思った通りの内容を幾らでも自由に載せられます。NPO(元々は阪神淡路大震災で始まった非営利法人)との活動や障害者の支援団体への応援を、私が兄と行うようになったら、その部分(NPOという名称)だけパクれば、自分達の信頼性が増すと思い込んだ馬鹿もいます。
ウチは映像も作っています。その際にNPOについてのレクチャーも受けた。当時、法整備が不十分で法人でないとボランティアしか雇えなかった。給料が払えなかったんだそうです。その現状を助けるため、支援として作られたNPOの名前、善意で作られたシステムを悪用して歪める連中すらいます。
誰でも何でも載せられる。それがインターネットの最大の利点でもあり、欠点でもあります。
相手の言い分やサイトの売り文句を盲信しない
最近、また催眠がブーム(?)のようですから、何らかの形で関わりたいと望む方は特に注意して下さい。確かに真摯に催眠に取り組み、頑張っている人もいますが、悪意に溢れる人やトラブルをまき散らす人も大勢います。
相手の見極めをきちんと行って下さい。文章やメールでの受け答えにはその人の人格は滲みます。どんなに自分を美化した所で、魂胆や悪意があればそれはわかる筈なんですよ。
「住み込みで修行にきなさい」
「特別に催眠を教えてあげるから300万円ほど必要です」
※これもネットの初期の頃に横行していました。
「お金さえ払えば、どんな悩みごとも解消します」
「最低でも10回、20万円分をチケットで先払いして購入して下さい。でなければ効果がありません」
きちんと取り組む施設や先生がこういった説明を行ってくることはありません。まともに取り組む施設ならば必ず催眠の持つ利点と欠点、長所と短所や効果が現れない場合などの説明や解説も行うと思います。お金の支払いの話に終始するのは、ただ「催眠」という名前を「今、ちょっと流行っているから」程度に捉えてお金儲けに使おうと詐欺を行うのと同じでしょうね。
たいした腕や技術は持っていないでしょう。技術を持つ人ほど説明はきちんとします。自分の技術に誇りを持てば持つほど、解説もまた自分の仕事の一部だからです。
日本には(精神的な悩みやトラブルに対する)誤解も多いので、精神的な悩みを抱える事は、周囲には知られたく無い、と思っている人が殆どです。ですから、治れば感謝こそしますが、それを周囲に吹聴したりはしませんよ。まして、それをわざわざホームページを作って発表するような人は元々、深刻な悩みごとなど抱えていません。
少なくともそれをわざわざ公開してリンク集にする人はいないと思いますよ。
確かに治った方や改善した方からの口コミや紹介で、誰かがやってくる場合はありますが、それは近親者やごく親しい友人に限られます。悩みが解消したことは(裏を返せば、精神的な疾患を一時にしろ持った事実)は周囲には知られたくない場合が多いと思います。ある意味では美容整形と同じでしょう。綺麗になれば感謝しますし、自分も嬉しいですが、あまり積極的に周囲に語って聞かせる理由も必要もないのです。
(悩んでいることを)友人や職場の仲間には知られたくない、と思っている人も多いでしょう。もちろん、私は隠しても構わないと思います。私自身もそれを外には漏らしません。ご本人がそれで楽になるならそれでいいと思っています。
そういった人達のために、カウンセリングや催眠などは存在しているのですから。
※一部だけ相談の実際例として公開しています。もちろん相談者本人に公開の意図を話して了解を得ています。また、万が一の場合を想定して公開に際しては個人情報や固有名詞は外し地域名などを変更してあります。
注意してよく確認してください
周囲に自分の相談できる場所があり、誰かに話すことでストレスが発散できたり、ホームページで自分の悩みを載せて楽になるならば、相談のための施設にわざわざ通ったり、催眠などの技術に関わる必要など元からありません。
「あの先生にかかると人生がバラ色になった」とか「何百万も払ったけど、精神的な悩みから立ち直れたから安いもんだ」などと書ませんって(笑)。それは本来、あり得ないことなんです。
(そのサイトの運営者から)キックバック(報酬)を受け取るか、御本人が信ぴょう性を増すために、友人などの名前を借り、自分でもっともらしく複数のホームページを開設しているケースは往々にしてありますよ。
文面や書かれている内容、サイトの運営方法(そのページの製作ソフトやアップロードの時間)に注意すれば、すぐにわかりますよ。どれも同じような内容しか載っていませんから。
これはカウンセリングや催眠誘導を受けたい方にのコーナーでも同じ注意を行っていますが、催眠で悩み事を解消しています、という施設に伺う場合には必ず付き添いを頼むように。また記録を必ず残してください。いかがわしい団体やカルト宗教まがいの行為を行う連中がいます。トラブルの予兆があったら警察や消費者センターに相談を。
今から9年前年前(1997年3月)私が催眠のホームページを開設した頃には同じような催眠のサイト(ホームページ)は数える程しかありませんでしたよ。雨後のタケノコっていうんでしょうか?(笑)急に増えた。私のホームページを物まねする内容が多いのには閉口しますね。
真似するなとまでは言いませんが、ウチに似せるならもっとまともな所が増えてくれれば嬉しいんですけどね。上記に書いたようなNPOの意義や意味を歪める馬鹿もいます。
やはり何かの技術とか仕事、職業として何かを管理、維持するにはその人なりの特徴が必要になります。個性とか経験を活かした文章が必要になるんですよ。物まねは物まねに過ぎないんですよ。そういった愚かしい行為を行う人はだんだん、書く内容がなくなりますし常に似たようなスタイルの文章しか書けなくなります。
ブログでもあるでしょ?ただのパクリってところが(笑)。
亜流とかパクリが馬鹿にされるのは「ずるい行為を正当化する」姿勢が、見苦しい上に恥ずかしく腹ただしいと思う人が多いからでしょうね。これば文章を書く仕事でも漫画やイラスト、作曲や作詞でも同じです。
ネットでは自衛が基本
経験とか知識のある人、人生において何かに秀でた人はそれなりの「才能のきらめき」があります。ただの物まねとか抜粋にひっかかるのは、騙される側にも魂胆や悪巧みがあり、それを相手に利用されてしまうからです。
自衛してくださいね。世の中には安易な金儲けの方法はありません。これも初期の頃から力説していますが、パチンコやパチスロの必勝法、絶対に確実に儲かる商売、上がる株があれば他人に教えたりしませんよ(笑)。自分で独占するでしょう。
安易な手口にひっかかるのは自分の中に歪みがあって手抜きをしたい、楽をして金儲けをしたいとの感情を詐欺師に利用されるから。
ホームページを眺める人は内容をよく読むことです。文章にはその人の人格が表れている筈なのですから。
ウチのホームページは相当に分厚いです。社会情勢の予測とか犯罪の抑止について書かれたものも多い。これが相当な時間がかかっています。
依頼とか相談のページはむしろ薄いんです。
これは車のレストアとかバイクの組立とかパソコンを自作したり、フィギュアを塗るのでも同じですが、そこが職人としての「こだわり」の部分です(笑)。譲れないというか手を抜きたくない。書きたいとの思いがあります。
他人のためとか目先の金とか欲のためではなく、どうしても技術者として「そこの部分についてこだわってみたい」との思いがあります。技術者や職人としての本音なんですよ。何かにこだわっている人の場合には、たいていはそれがあちこちに滲みます。
また相手に直接会えば、印象はもっとストレートに伝わります。
事前に文章をよく読んでその人の人柄や方針を確認してください。納得ができる金額や内容であった場合にのみ、指導や施術は受けるようにして下さい。
くどいようですが、施設に伺う場合には必ず付き添いを頼むように。一人で行ってはいけません。また記録を必ず残してください。トラブルになった場合にはその記録を持って行ってもよりの警察に相談して下さい。
騙されないように自衛、勉強を
費用が高額になる場合、少なくとも鵜呑みにしてその場でお金を支払ったり、先払いするようなことは絶対にしてはダメですよ。
証拠を残す意味でも費用の支払いは銀行振り込みを用いるか、最低でも領収書を求めるようにしましょう。それが双方の安全やトラブルの予防になります。
その施設や団体が「博士号を」とか「資格を」と言っているならば、大学や各種学校としての届け出があり、正式な認可を受けているか調べて下さい。
認可がないならば大学でも専修学校でもありません。れっきとした詐欺行為です。そんな所で売っている資格はただの紙切れです。資格商法と言って昔からある詐欺の一種なんですよ。何の役にも立ちません。
人間の心理を学ぼうとする人間がそんな初歩的な詐欺にひっかかっているようでは話になりません。また、その程度の詐欺を行う人間に高額なお金を払うなんて、私は馬鹿げていると思います。彼らが「催眠」の専門家でも人間の心理を深く学んだ側とも到底思えないからです。
もし、その人が本当に人間の心理を学んだのならもうちょっとマシな方法を思いつくでしょう。安易な物まねとかパクリとか振込め詐偽まがいではなく、独自のやり方を考えると思います。まして、初期の頃から防衛や注意を繰り返し行ってきた私に「ウチの会合、練習会に参加しろ!」などと言ってきたりしませんよ(笑)。
独自の知識や経験もなく、私の過去に書いたテキストに改ざんや小細工を加えたり、アメリカから怪しげな教授や指導員を招いたと自称している程度のものなら学ぶような物など、まったくありません。
皆さんもひっかからないように。
私にすれば「その程度」にひっかかる人がいるのが驚きです。自衛して下さいね。自分自身が傷付かないために。
1997年09月初稿
1999年05月06日改訂
2006年11月26日修正、加筆
谷口信行



