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友人ってなんでしょう?

2006/04/28改訂
1998/09/01初稿

若い頃のバイトの話

ずいぶんと昔の話になりますが私が十八歳から二十歳前後の頃、地方の飲み屋(今から考えれば高級なタイプのラウンジ)でバイトしたことがあります。

知り合いに紹介されてたまたま、中で働くようになったんですけどね。

余談ですがそこのお店のママさんがとてもお綺麗で(笑)。

お元気ですかねー? もう十数年も前の話ですから覚えている人もいないとは思いますが.....。今もお綺麗なんでしょうか?まあ、男のほうが色々と過去の感傷に浸りやすいんですよ。女性は意外にあっさり忘れるようですね。

誤解ないように言っておけば、私はまだ若造でしたからね。当然、その女性と付きあっている筈はなく当時はただのアルバイトです。面白いのは当時、私はまったくの下戸(げこ、お酒が飲めない人)でした。ですからどこかに飲みにいった経験もないのに、いきなり、そういったお店で働くようになったんですよ。

十年以上も前なのにしっかりお店の名前とママのフルネームは覚えています(笑)。色白で山口百恵似で清楚だったこと、誕生日が七夕の日であったことだけはなぜか明確に記憶しています。

ウーン、何ででしょう?? 語呂が良かったせいですかね?? 人の誕生日をよく忘れるので、怒られるんですが??母親の誕生日すらきちんと覚えていません。

これは遠い日の追憶ですね。その女性へのかすかな憧憬(あこがれ)と共に、私の記憶の奥底で揺らいでいるのでしょうか?ガキでしたからね(笑)。こんなこと言ってるとちょっと照れますが(笑)。

高校時代に行った新聞配達(三年間、やってました)やバッティングセンターやスポーツジムでのバイト以外で、接客業では初のバイトです。当然、かなり緊張してました。

今も他に覚えているのは、飲みに来られた地元では有名なヤクザ屋さん?(高級店でしたからたぶん、幹部の方でしょう)に「フルーツ出せ!!」と言われて、まったく経験のなかった私は普通にリンゴをウサギさんに切って出しました。

「お前、なめとんのか!!」と関西弁でいきなり怒鳴られたことですかね?

だって知らないですもの(笑)。教わってなかったし。だいたい、飲みに行ったことすらもなかった私がこういったお店で出すフルーツの出し方や切り方など知ってる筈がありません。もちろん今ならわかりますよ。かつら剥きも得意ですし、柳刃包丁も専用で持っています。飾り切りくらいは普通にできますよ。

今では料理は私の趣味の一つです。

一緒に来られていたどこかのクラブのおねーさん達が、「まあまあ、ここは家族的な店なんでしょう」と懸命に取り成して下さいました(笑)。それがなければ殴られてたでしょう。

やってきた連中

やっと仕事にも慣れ、少しは勝手もわかってきたある日のことです。

私の働いていたお店に、数人の男がドヤドヤとやってきました。

「おい、ノブ、飲みに来てやったぞ!!」

「今日はワシの誕生日や!! 何か、飲ませんかい!!」

別に危ない連中でも何でもありません。顔を見れば苦笑いです。私の普段仲のいいというか、当時、よくつるん遊んでいた連中でした。

私は連中に「バイトを始めた」とは言いましたが、どこのお店で何を始めたのかもまったく言っていなかったのです。そこが高級クラブだともラウンジだとも言っていませんでした。なのにどこから聞きつけたのでしょう? 店を突き止めて突然、友人が3人で押しかけてきたのです。

これには驚きました。

私にすればやっとお店に慣れた所です。トラブルは勘弁して欲しかったのですが.......。また、その働いてるお店の雰囲気はどう考えても高級な感じがあり、普段、つるんでいる連中とはどうもそぐいません。

ま、だから言わなかったのですが.......。連中が気軽に飲みに来れるような雰囲気の場所ではなかったんですよ。正直、すぐに帰って欲しかったです。

ところが、帰ろうとしないのです(笑)。「飲ませろ、飲ませろ」の一点張り(笑)。それも「俺達は今(いつもだったんですが)金持っていないから、お前の給料でツケで飲ませろ!!」と入り口で大声で言ってるんですよ。これには参りました。

まるでどっかの芸人のようですね。売れない芸人とか、タレント同士が仲間内で「奢れ!!」とか「飲ませろ!!」と迫るような.......?

仕方ないので、その店のママ(経営者でした)をそーっと見ると、快く(こころよく)「いいわよ」というように頷いて(うなずいて)下さいました。

奢りというよりタカリ(笑)

(やれやれ.........。)

気分は複雑でしたねー。ママにはっきりと断られればそいつらを中に入れずに済みましたから(笑)。おまけに働いている私の驕りですよ。給料から天引きです。ママに気づかってもらって私の顔が立ったとはいえ、かなりブルーな気分でした。

連中は私の1週間分から2週間分?くらいの稼ぎを一瞬でかっ食らってしまいました......。ママが値引きしてくれたのと友達ですから多少の遠慮もしたんでしょうが、元が高級店ですからそりゃ、高いですよね。

相手は酔っ払いです。酔った勢いで押しかけてきて「お前の支払いで飲ませろ!!」と迫った訳です。

私がしっぶーい顔でカウンターに立っていると、そのうちの一人がこう言いました。

「よっしゃ、ノブ(私のあだ名です)、俺が店やるようになったら、何度でもタダで飲ませてやる。だから今日は黙って飲ませとけ!!」

太っ腹なのかなんなんだか.......。よくわかりませんね。あくまでも将来の約束です。

「タダでいつでも飲ませてやる!!」ったって、相手の話はあくまで架空の話ですから.........。

ただ、彼はメンバーの中でもっともやり手でした。当時からあちこちに顔が効きましたし、仕事にも熱心でした。いずれは自分のお店を持とうと名刺をせっせと集めていましたし人当たりも良かった。

他の連中はすぐに仕事を辞めてしまうので(笑)まったく当てになりませんが、彼の言葉なら多少なりとも信ぴょう性があったのです。

まあ、その言葉を当てにして奢った訳ではありませんが、結果として、私は友人3人に「私の給料で」気前よく飲んで貰ったことになります。

その日、彼らはとても楽しそうでしたね(笑)。まあ一方的に押しかけて、他人の奢りで飲んだのだから当然と言えば当然ですかね?私一人が、しばらくタダ働きでした。

それから何年かが経ちました

もうその話自体が十数年も前です。その後、紆余曲折がありまして何年かが経過しました。

私は他の地域などに働きに出てしまったので、地元には居ませんでした。関西を中心に北陸や東京でも働くことがあったため地元には盆とか正月、身内や親族に不幸とか結婚式があった時くらいです。連中と会う機会もないままに、それぞれが違う形で働き連絡を取ることもありませんでした。

何かの都合で実家にしばらくぶりに帰ってみれば、その「俺が店を出したら奢ってやる!!」といった彼は努力の末に見事に成功して本当に自分のお店を持っていました。それも数年間のうちにまく仕事が成功したらしく、現在(ここ数年は帰ってないのでわかりませんが)3店舗の運営に成功しています。

ショットBar2件にレストランBar1件です。青年実業家とでも言うのでしょうか?彼は地元のそういった業界では、ちょっとした有名人になっていました。

今でこそ彼もお店も順調ですしお店も儲かっていますが、開業当初はかなり苦労はしたらしいんですけどね。 金融公庫などからお金を借り、広さ数坪のカウンターだけの小さな小さなお店を始め、そこからコツコツとお客さんを徐々に増やし、儲かったお金を遊びなどには使わず運転資金として店を広げ何件ものお店の経営者となりました。

意外と堅実でしょ?

経営者となった彼は仲間内の中ではしっかり者で通っていました。自分が雇われて働いている頃からお客さんからもらった名刺から丁寧にリストを作り丁寧に案内状などを作っていました。年賀状や挨拶も欠かしませんし、女性への気配りも上手だった。まあ遊び人ですが(笑)。あそこまでのマメさは他の連中にはなかったと思います。

彼は最初から、自分がお店を始める時には「お客さんから最低でも何枚の名刺を集めてから」「絶対に来てくれるお客さんを何人確保してから」と決めていたようです。

凄いですねー。経営を行っている途中では、多少嫌なトラブル(同業者などの嫌がらせなど)もあったようですが、そこは彼の器量と根性で乗り切ったようです。

私も驚きましたよ。

アレレ、奢ってくれるんじゃなかったの?

おもしろいんですが、当時の仲間の一人は彼のやってる店舗を店長のような形で切り盛りしていました。仲間の一人はがんばって何店舗もあるお店の経営者になり、一人は雇われて店長になったんですよ。

そいつ(店長)は私とは高校の頃の同級生ですから、そっちのお店に飲みに行ったんですよ。

するとね、

「おお、ノブ、久しぶりだなー」

といって歓迎してくれました。

嬉しかったんですけどねー。そ・こ・ま・で・は、ですが..........。

「久しぶりだなー、何か、飲ませろ」

おいおい、ここはあんた「等」が経営してる店だろ?と思わず突っ込みたくなりましたよ(笑)。遠方から訪れ、わざわざ飲みに来た私に自分の店で「何か奢れ!!」と迫っているんです。二重に儲かるではないですか。

流石になんか、違うような気が..........?

まあ地方のShotBarですから、元々たいした金額じゃないんですけどねー。それでも、中で働いてる連中までが寄ってたかって飲み、多少の食い物でも出せばあっと言う間に2万や3万にはなります。

わたしゃ飲んでて「ShotBarでボトルキープも無し、女連れでもないのに、どこをどうやったら何万もの支払いになんねん?」と思いましたけどね(笑)

まあ、仕方ありませんが.........。地元にいる間に何日か通いました。どんどん図に乗ってきて、だんだん高い物を頼もうとするので、さすがにキレて止めたこともありましたけどね。お互いにわかった上での遊びです。

そいつの経営する店3店舗、どこに行ってもそれに近い状態です(笑)。何度か「ツケにしてそのまま帰ってやろうかなー」と思いましたよ。私がいつも現金できっちり払うから、調子に乗るんでしょうね。

遊び、飲み方、楽しみ方

私は元々、ツケで飲むのが嫌いでそれくらいなら飲みに行かない人なんですよ。どこかに支払いを残すのは苦手です。その後、飲食店やラウンジの経営にも携わったことはあるので、ツケで飲みのが恥ではないことくらいはわかっています。名刺1枚で飲める店も増えましたよ。顔パスという奴も使おうと思えば使えた。

でもそういうのは苦手なんです。

過去に接待する側だったことも影響していますね。金も払わないのに尊大な連中も数多くみてきていますから。大手でパートの幹部とか公務員とか政治家とか(笑)。おかげで嫌いになったんでしょうね。番組出演とか公演とかが増えて自分が接待を受ける側になるようになっても基本スタンスは変わりません。

それも知り合いとか友人の店なら尚更気を遣ってしまいますから.........。そういうのは嫌です。自分で遊べる範囲でしか遊びには行きません。金が無い時は行かない。遊びじゃなくなる気がするので。

久しぶりの地元ですし、手持ちの金もあったので少しは大目にみたんですよ。彼らは彼らで私の表情を読んだのでしょう。途中、連中の対応があまりに酷いんで「そういや、昔、こんなことがあったなー」と水を向けたことがあります。

昔あった出来事(ラウンジのタダ飲みの一件)を話して「儲かったら、お前らが奢ってくれるんじゃなかったっけ?」と言うと「そんなこと、いったっけ?」「そんなこと覚えてないし、今さらそんな細かい事、言うなやー」の一言です(笑)。昔なじみの地元の方言。「言うなやー」でヘラヘラ笑われるので拍子抜け(笑)。

毎晩、私の酒かっ喰らって酔っぱらってるのは連中です。金出して店を儲けさせてる上に、酔っぱらって絡むのはこいつら。苦笑いはしますよね?

世の中には得なタイプと損なタイプがあるんですよ(笑)。さて、私はどっち側でしょう?今回の話に関しては、得はしてないように思いますけどね? 

私からすれば新築祝いのような気分で飲んだ。苦労して店を大きくした同級生や昔の仲間が地元で頑張ってる姿をみるのが嫌ではなかったから。流石に毎日とか毎回では困りますが、たまにならいいでしょう。

後から考えてみれば、私のほうが苦労していたり大変な時期もあったと思います。

ですがそういった部分は語らない。隠れて努力したり勉強してきたこと資金繰りに苦しんだ事は多々ある。でもそれは私や私の家族、一緒にやってきた人達が知っていればいい話で一々、人には話さないでしょう。あっさり、他の地域で成功してうまくやってるようなフリくらいはしますよ(笑)。

飲み会に暗い話を持ち込むのが嫌いです。

図々しいですが、心地よい時も

まあ、連中と飲んでるのは確かに楽しいんですが(笑)。私にしても誰にでも同じ対応で、片っ端から奢って歩いている訳ではありません。仲の悪いというか相手にしたくない連中もいて明確に線は引きます。

以前にひとりごとのコーナーにも書きましたが、これまで何年間も連絡すらなかったのに番組に出た途端「奢ってくれ!」「芸能人の連絡先教えろ!」「誰か紹介して」などと電話がかかってきた経験がありますよ(笑)。

中には私を袖にして他の男の元に走ったり、結婚しているのに連絡してきた女性もいます。哀しいというか何というか......。中には番組の関係者に嘘を言って連絡を求めた人もいます。正直、これは寂しい。別れたことを責めるつもりなどは毛頭ありません。ただ、自分でその頃考えて選択したことなら自分で責任を持って欲しい。

当時、私を信頼出来ないとか信用しなかった人が後から親友とか仲間面、まして恋人のふりをするのは嬉しくない。

そこには私がもっとも苦しい時期とか支えて欲しい時に去ってしまった人達も含まれます。何事もなかったかのように連絡してきたり、新しい商品(CDとか会社で取り扱うようになった特殊な商品)を当たり前のように「ウチで扱わせてくれ」と言ってくる人が多いことに驚きます。

長い時間かけて勉強したり培った末での技術だったり、兄があちこちの企業のsupportやデータベースをコツコツと行う事で販売を任された権利です。お金に殆どならなかった障害者の雇用問題にずっと取り組んできたから繋がったもの、信頼を得るのに長い時間がかかったものもある。片手間で簡単に取り扱えるようになったものは少ない。ネットで浅はかなパクリ繰り返してる連中とは違うのです。

私はそんな人達と会おうとは思いませんが........。わざわざこちらから連絡したいとも思いません。私はホームページを何年もずっと更新してきています。苦しい時に励ましすらなかった方々が私の友達なのですか?

同じ図々しさでも地元の連中は違うと思いますよ。

確かに言ってる内容は図々しと言えば図々しいですが.......(笑)。彼らは昔からの知り合いです。いつ帰っても同じ対応が嬉しい。あまり悪意がなくて、苦笑いする程度なのでお付き合いしています。

きっと昔からの友人も何人かみてるに違いないのでここで一言、言っときますが、そりゃいくらかは飲ませてやってもいいけど多少は感謝してたまには「値引きせい」ちゅーねん!! 

いつ飲みに行っても高い。それじゃなかなか足が向かんだろうが!普通に飲ませろ、ちゅーねん、普通に........。 

まあ心地よさもあるし、嫌いじゃないけどね。

私の場合には仕事の都合で実入りに乱高下があるから、お金持ってる時ばかりじゃないのよ(笑)。

他人との距離に悩む理由

私がここでわざわざ、こんな話を持ち出すには訳があります。

メールで送られてくる相談の中にですね「友達がどうもできない」「他人とどう触れ合ったらいいのか、わからない」って内容が結構あるのです。

そういったことに悩む理由は簡単なんですよ。

自分が「相手の顔色をみて」それに応えようとするからです。

意味がわかりますか?

相手が「自分のことをどう思っているのか知りたい」と思うのは人の常です。少なくとも催眠や心理学に興味を持ち、私のホームページの愛読者であるなら多少はそういった気持ちもあると思います。私も同じですよ。他人が自分を「どう見ているか?」「どう考えているか?」は知りたいと思うのが人の心の常でしょう。

組織や会社での自分の立場、恋人への恋愛感情や家族への思いも含めて、周囲には「自分のことを理解していてもらいたい」と願うものかもしれないですね。で、相手の顔色を伺ってしまう。

相手が「あなたを大切だと思っている」ことが伝わってからリアクションを起こそうと思っているのです。

相手の本心とか対応を確認してからでないと行動が起こせていない。それを繰り返すから疲れるのです。友達に「なってください」という以前に先に「この人は裏切らないかな?」と計っていることになります。

誰だってフラれるのは怖いし悪く言われるのは嫌でしょう。だから相手の顔色を伺ってしまう。

確認する前に動くのは勇気が必要ですから。誰しも自分に直接向けられる悪意には傷つくんです。

その気持ちはよくわかります。誰しも利用されたり嘘をつかれるのは恐いですから。誰かに友達や友人のふりそして近づかれて結局、利用されたり嫌な思いをするなら誰にも近づいて欲しくは無いでしょう。

友人とは常に対等で居たいんですよ。その対等な筈の人に嘘をつかれたり利用されたりは嬉しくありません。

相手を信用して裏切られることになれば、そういった人の裏切り行為ばかりではなく、安易に相手を信じた自分自身をも嫌いになって責めたくなりますからどうしても慎重になります。

友達の基準

ただね、人との付きあいや友達を選ぶ基準がそればかり、要するに「自分を裏切らない」とか「信用出来る」ことだけになってしまえば意外なことに自分の心のバランスがとれません。

「相手が自分をどう思っているかどうか?」とか、「こいつは俺を裏切らないだろうか?」ばかり考えて相手を選んだり付き合うのは結構大変なんですよ。全てが駆け引きになってしまいますから。

相手の心とか、今後の対応に期待して自分を決めることはとても疲れることです。期待と異なる対応をされた場合、期待が大きかった分だけ苦痛も増します。相手を責める言葉も増えるでしょう。

また、傷つくのを恐れて相手との距離を保とうとすると、どうしても誰とも疎遠になりがちです。自分が近寄らない分だけ相手も遠慮してこちらに踏み込めなくなりますから。

すると、どうしても孤独になります。

忘れてしまう人も多いですが、恐いのはお互い様なんですよ。あなただけが恐いのではありません。仕事ばかりでななく恋愛においてもそれは同じなんです。勇気がなければ始まりませんよ。

基本的に人は相手にもできれば「自分を好きでいて欲しい」と願います。それが恋人や家族、友人(これから「恋人や友人になりたい人」も含む)であればなおさら、そういった感情は高まるでしょう。

相手に嫌われたい人や、他人との付き合いをまったく必要としない人は社会には存在しません。何らかの理由で自分のキャラクターをそう作っている人もいますが、それは過去に辛い思いがあってそれを「隠したい」と思ったり、自分を「守りたい」と願うから、そう振る舞っているケースが多いでしょう。

山の中でたった一人で暮らす人はいないんですよ。浮浪者というか、リストラとか諸事情で家もなく暮らすようになっても、人は人が群がる場所に集まります。

一人で居るのは寂しいですし、辛いんですよ。赤の他人の雑踏でもまったくないよりはマシな場合もあります。

また人は歳を喰うとね、段々、臆病(おくびょう)にもなります。

生活で知り合う人の多くは利害関係が絡みます。仕事絡みであったり、何らかの繋がりからの紹介であったり、金銭や上下関係も絡みやすいのです。何の利害も絡まない子供の頃とは明らかに異なってきます。

本当の意味での友人っていうのはね、年々作りにくくなるんですよ。

新たな繋がりを作ったり、人間関係に乗り出すのは億劫(おっくう)にもなりますし、何の利害関係もない友人ってのはなかなか知り合うきっかけがありません。

自分で決めるものです

私からすれば、以前からの古い友達が私に会った時に「奢れ!!」って言うくらいはまだ可愛いモンなんですよ。

私の現在の生活が楽チンとか収入が一般人に比べて極端に多いって訳ではありませんが........。それでも馬鹿騒ぎ出来る場所や一緒に飲める連中がいるのはいい。精神的なバランスを取るために必要なら多少金がかかっても構わないんですよ。楽しいですから。

単純に考えれば、私は彼等に利用されているのかも知れません。ただ単にタダ酒が飲みたいだけかも知れませんし、店の売り上げに協力して欲しいだけかも知れません(笑)。だからといって遠ざけますか?

私がたまに思い出し「アイツらのとこに飲みに行こう!」と考えたり、相手が「よく来たな! 一緒に飲もう!奢れ!」と大騒ぎできるだけでも、私は幸せなのかも知れません。

甘い、と思いますか? 

私は「友人であるかどうか?」は相手ではなく、自分が決めるものだと思っています。多少ごう慢な言い方ですが、相手がどう思っているなんて私は関係ないと思っています。

アイツらはもしかして、私のことを友人だとは思ってないのかも知れません。ただのカモで、都合のいいお客さんだと思っている可能性もありますよ。ですが、いつもそんなことばっかり考えて相手と付きあっていればすぐに煮詰まってしまいます。

飲んでてもつまんない。相手を一々疑うのは面倒ですし大変です。相手が常に「友達だと思ってくれているから」「私も友達だ」などと考えていたら、息苦しくって仕方ありません。相手を信用できずに苦しむくらいなら、多少利用されても信用してみるのもいいとは思いませんか? 

その程度の度量や器量はあってもいいと思っています。疑う事が全てではない。

私としてはそれくらいに考えるほうが楽です。仲間とか古い友人をむやみに疑って酒を飲んだり苦しい思いはしたくない。だったら最初から行かないし。いい歳して若いお姉ちゃんに騙されて金貢ぐ人だって社会にはいっぱいいるのですから安いもんでしょう。気晴らしってのはそういうものです。

反対にですが、私は嫌な奴とは金もらっても飲みませんよ(笑)。奢ってくれるったって行きません。疲れるだけですから。それなら自分で金払って勝手に飲みます。

人間関係は立場とか金だけで割り切れるもんじゃないよ。

所詮は「感情」です。人間はロボットではないですからね。

人間関係ってのは不思議なものですね

「奢ってもらえるなら何だって構わない」と思う、さもしい方も世の中にはいらっしゃるとは思いますが、それは悲しいですよ。いつもそういった感覚の人だと周囲からは徐々に人が減って、ついには誰にも相手にされなくなります。気がついた時にはいつも一人で周囲には誰もいなくなります。

「金さえ払えば人がついてくるか?」と言えば、必ずしもそうではありません。時折見かけませんか?お金持ってて高級店などを飲み歩くのに、なぜか寂しそうなおじさんを。ああいった人達はある意味器用な人達ですよ(笑)。あちこちで大金支払いながら嫌われたり孤立するんですから。

普通なら感謝されるものです。なのにんぜ嫌われるんでしょう?金も持ってない普通のおじさんなのに、なぜかホステスさんや社員から好まれる人もいます。

私はあちこちで派手に遊ぶ金があるのに寂しそうな顔してたり、腰ぎんちゃくみたいな連中しかついてこない人、「僕はなんて孤独なんだ」と口癖のようにつぶやく人を何人もみてきました。

孤独にしてるのはその人の感覚ですよ。相手を信用しないで使い捨てにしてきた結果ではないでしょうか?その傲慢さが態度とか表情に滲む。だから敬遠されるのです。

なのにそういった人に限ってそういった部分については無視するんですよ。全てが他人の責任で周囲が「私を支えてくれない」「俺は一人で寂しいんだ」が口癖です。自分が孤独で寂しいと思うなら、自らも家族や友人、知人、仲間を助ければいいのに自分だけが孤独で助けてもらえないと愚痴ります。

私は自分がそうなってしまうのは、やはり悲しい気がします。いくら仕事で成功しても一緒に喜んでくれる人が一人もいないなら寂しいですよね。時代遅れかもしれませんが、男として恥です。

ですから地元とか古い繋がりも大切にします。私個人には何のメリットもない人とでも一緒に騒ぐ事はある。それは別に利害関係とか不自然なことではなくて、私の心のバランスをとるために必要な作業なんです。

かく言う私も、昔はよくあちこちで奢ってもらいましたよ。お金がまったくない時に色々な人に支えてもらったことはあり、今も感謝しています。順番なんでしょう(笑)。最近は奢ることもありますが、それは私も歳をとったので立場上、誰かを支える側になったということですね。

私は、あいつら(古い友人)の性格知ってますからね(笑)。私は自分にお金が無いときにはお店に行きませんし近寄りませんよ。わからない人にはわからないでしょうが、「男としては」時折、見栄の張ったり馬鹿騒ぎする場所もあっていいんですよ。少なくとも「ここだけは」パーッと飲んだり、見栄を張れる場所や帰る所があるのは悪いことではないんです。

友人の意味

最近、仕事にかまけてて地元にも帰ってませんけどね。そろそろ、一度くらい帰ってみましょうか? まあ、いつ帰っても変わらないでしょう。「飲ませろ!」「奢れ!」は彼等の口癖です。

相変わらずだと、なぜかちょっと安心します(笑)。お互いに段々歳とってきて飲む量が減っちゃった。反対に連中に変に老け込まれたり、急に遠慮深い人になってしまわれれば、心配っちゅーか、妙に居心地悪くなりそうに思います。

女性から見ればただの「無駄遣い」や「ばか騒ぎ」に見えるかも知れませんけどね(笑)。ですが実際には、そういった場所があってこそ、日々の仕事や辛い現状を乗り切り、がんばる気力が湧く場合もあるんです。

社会には多くのトラブルがあります。嫌な出来事や理不尽な思いもあります。仕事をやってれば納得できない思いや苦しい思いもあります。そういった感情を自宅に持ち帰りたくない場合もあります。気分の切り替えが難しく誰かに当たってしまいそうな時もある。女の人は「すぐに帰ってこい!」と言いがちですが、親しい家族や恋人、奥さんだからこそ見せたくない姿、苦しい感情もあるでしょう。

得意先のおっさんとか実力もない世襲社長に、一方的に罵られたなんてことを男が家族に話せますか?理不尽な要求など世の中にたくさんある。飲んで忘れて家庭や翌日に持ち越さない。ワーッと騒いでカラッと忘れて次に進む方法だってあります。

「友人ってなにか?」と問われるなら、私は即座に「自分が飲みたい時」「遊びたい時や気分転換をしたい時」に一緒にいられる奴と答えます。

対人関係で悩んでいる人になら友人とは「社会との繋がりだ」と答えるでしょう。いくつもの繋がり、家族や学校、恋人や奥さん、子供、兄弟、友人知人、様々なネットワークが「その人」個人を繋いでいます。

そういった「社会との繋がり」がまったくなくなれば、どこからも孤立します。

メル友とか携帯友達なんて言葉が若い世代中心に流行っています。私のような30代より上の世代には理解しがたい部分もある。別にその人に会う訳でもなくただ単にメール送るだけで「なんで友達なんやねん?」と思う部分もありますが、彼等は彼等なりに社会との繋がり、友人との距離や関係を保とうとしているのでしょう。

「友人」と「ただの知り合い」との違いは紙一重です。それでも知人と友人との違いは感覚的に違いがあります。その分け目は「お互いの気持ちと考え方」「お互いの心の距離」一つだったりもします。考え方一つで別れるんですよ。

関西弁だとこう言います。「あいつは俺のツレや!」。

「俺が友達や、ちゅうんやから友達や!」

漫才みたいですけどね。それが真実だと思っています。

一方通行でもいいと思いませんか?私の自己解釈ルールです(笑)。

「俺がツレやと思ってるからツレ」「友達や!」

身勝手ですが、それでOK。

利用し合うものではなくて支え合うもの

どうせだったら、友人は多いほうがいいとは思いませんか? 勇気は必要でしょうが、「ただの知り合い」よりも友人が多いにこしたことはないでしょう?

私は相談にのって親しくなった方や、練習会で会った方、何度もメールを送って下さった方も私の友達だと思っていますよ。中にはたった一回しか会ったことのない人や、メールでしか相手を知らない例もあります。

顔もみたことがない人ですが「俺が親友だと思ってるから親友」って人もいます(笑)。苦しい時期に何度もメールで励ましをくださった方もいます。何かの事情ですれ違ってからも「あの人は俺の友達!」と決め込んでいる人もいます。私の著書の巻末にも書かれていますが、メールで受け答えして友達になった方の名前を感謝の言葉を添えて紹介してあります。

中学生とか高校生でもそうですし、虐めや登校拒否で親御さんから相談を受けた場合でも有名なタレントさん、アナウンサーやただの貧乏学生、会社の経営者でずいぶんと年上の方などにも同じ対応です(笑)。気持ちいいメールや応援をくださった方々は特別。年齢とか性別や職種、利害関係では分けていない。

優しい人、真摯な人、懸命な人、何かに向き合う人、私を通じ、何かを学ぼうとしてホームページを訪れてくださった方々や、温かい励ましをくださった方全員が私の支援者であり友人だと思っています。

上から見下ろして「指導してやる!」とか「俺のほうが色々知ってる!」だとか、「敬え!」「「ウチの団体に所属しろ!」となぜか命令してくるタイプもいますけどね。中には「俺のほうが稼いでいる!」と妙ちきりんな自慢話を送り付けてくる人もいます(笑)。

しらんがな・・・・・・・。何が言いたいのかさっぱり。

友人なら「立場は対等」が基本です。どちらかが一方的に命令するものではない。年上も歳下も職種も性別も関係ない。お互いの立場は尊重してもいいですが、肩書きや背景で自慢したり近づく人は必要ないでしょう。

詐欺師でもない限り、相手の地位とか社会的な肩書き、財産を知った途端に必要以上にへりくだるのもおかしいでしょう(笑)。私には関係ないですし。

孤高とは一人であることを誇りに思い楽しむものです。それを楽しむ余裕もない男なら最初から格好つけずにあちこちに尻尾振ってまわりなさいって。誰にでも平気で媚びを売ればいい。私はお断り。

お互いがお互いを「友人だ」と思いあえるなら手伝えることもあるとは思いませんか? お互いが相手の立場や気持ちを考え、本当の意味での友達として対等な立場で近寄れるなら、それほど息苦しい社会になったり相手を一方的に利用したり傷つけることがない世の中に近づける、と私は思うのですが.........?

友人の意味を取り違え、自分が何かで困ったり利用しよう甘えようとする時だけ「友達じゃないか」と言ってくる人もいますけどね(笑)。

それは私の言う「友人」とは微妙に違いますよ。

私にとっての友人とは?

このホームページの開設は1997年の3月です。早いもので9年(この文章を書き直したのは2006年4月)になりますね。今、懇意にして戴いている多くの方はこのホームページから繋がった方が多い。

最近は同友会とか、映像やホームページの仕事で知り合いになった方も増えてきています。

私にとって友人とは、私と繋がりを持ってくれる方です。苦しい時期に励ましをくださったり、応援してくださったり、再開をじっと待ってくださった方々ですね。もちろん地元の飲み友達や一緒に仕事をやってきた人、家族や身内を含みます。

興味本位で私のホームページを見にきて、そのまま何度も遊びにくるようになり、テキストを買ったり指導を受けたりという積極的な関わり合い合いが無くても「頑張れ!」と思ってくれている方々が私の友人です。

目に見える応援とか言葉だけが全てではない。

何年も放置してきたのに下がらないヒット数や何度も訪れてくださるリピーター(アクセスログでわかります)が私の支援者であり、これまでの心の支えとなり勉強の後押しになりました。この場を借り、深く感謝致します。

途中、嫌な事も多かったので何度も辞めたくなりましたよ。

ネットは特に嫌な事はいっぱいありますよ。露出が増えたりヒット数が増えたり、読者やネットに参加する人達が増えれば増えるほどトラブルも拡大する。ブログで炎上する例はアメリカやイギリスでも多数あります。私の元にも酷い中傷や嫌がらせ等は数多くありました。

兄とか友人にみせたら「止めてくれ、精神的に立ち直れなくなる・・・・」というくらい酷いのも何通もありますよ。私の家族が亡くなった時にすらある。

それでも何かを求め、何かを訴えたいならどこかで何かを表現するしかありません。

繰り返しますが、ネットは不特定多数の人々の目に触れます。確かに嫌な事も多々ある。それでも粘り強く活動することで色々な部分が変わる事もある。諦めれば何も変わらないのです。

できることなら、私はいい歳して「孤独だ」とか、経営や何かの仕事に長く携わってきた癖に「寂しい」などと言う男にはなりたくないですね。特にそういった言葉で女を口説くような屑にはなりたくない。恥ずかしいですし。便利なツール、例えばネットの環境や社会的な地位、お金や財産があって「嫁さん子供がいる」のに「社会から孤立している」なら恥でしかない。それは自業自得でしょう。

孤独で悩むのなら自分で誰かを支える事です。自分が寂しいのなら他にも寂しい人はいます。

そういった時に支えてくれたり、黙って一緒に飲めるような人なら失いたくないでしょう。

それが友達です。

個別返信の代わりに

若造で何の手段も持たない者が孤立するのは仕方ない部分がある。これから頑張ればいいのです。私もそういった若造の部類でしたね。ただ単に鼻っ柱が強かっただけの若造でしょう。

何の確証もなく、何の実績もないのに訳のわからない自信だけがあった。それが若さです。

私がホームページを立ち上げた時はメールもまともにできないくらいの知識レベル。指一本でキーボードを操作していました。知識も経験もないままに細々と更新を始めた。パソコンもワープロもそれまで一度も使った事は無かったですし教えてくれる所もなかった。解説書も少なかったですし、ネット検索もまともに動かない時代。

今考えてみれば、あの状況でよくやろうと思ったものです。

それでも表現したい事が私にはあった。

今の若い世代は恵まれていますよ。私が始めた頃とはインフラもパソコンやソフトも違う。格段に安くて速くなっています。やる気になればなんだってできるでしょう。

残念なことに最近は迂闊(うかつ、ついうっかりって意味です)に、メールで「友達に」とも言えなくなりましたけどね........。ネットで出来た友人を大事にするらしい、メールで色々情報をもらえるらしいと掲示板やメルマガで煽った連中がいたらしく、見事にマニュアル化されたくだらないメールが届くようになりました。

今だに一部の愚かしい連中が「メール送れば何だって教えてもらえるに違いない!」と勘違いして、執拗に技術的な質問のメールを送りつけてくる場合があるようですね。忙しい最中、さすがに受け答えする気力がありません。

誤解しているようですが、インターネットはそういった形で利用するものではないんですよ。基本的にはどんな道具も、相互が嫌な思いをしない形で利用し合うためにあります。自分の言い分を一方的に送り付けたり、何かを聞きだすために利用しようと思うならそれは誤りです。

※色々な事情で個別の返信ができなくなっていますので、この場を借りて申し上げます。励ましをくださった方々には感謝しています。メーリングリストで情報を販売などと煽る馬鹿がいたために返信を行っていません。今は個別返信を行う時間的な余裕がありません。ホームページの更新や仕事を優先します

結局ね、何事も信じないと始まらないのです。

相手を疑って「この人は本当に私の友達なのか?」と考え始めればきりがありません。恐くても、信用して内側に入らないと相手も信用しないでしょう。勇気がないと繋がりは保てません。どんな些細な繋がりも、それをきっかけに太くするのも、あっさり断ち切ってしまうのも自分次第なんですよ。

現在、「友人が少ない」「繋がりが持てない」と悩む人はそこから始めて下さい。

相手を信用しよう、と思えば勇気が必要ですよ。

それでも信じる事

私も、相手を信用しようとします。

嫌な思いも散々な思いも何度もしてきてるんですけどね(笑)。何度もひどい目には遭っている。たまたま知り合いになった人から中傷を受けたとか、付き合っていた女性の交際相手だとかが一方的に悪口を掲示板に書き殴った事もある。私が女性から聞かされてた事実とはまったく異なりますが、ホームページを公開してるとそういった行為を平気で行う人もいますよ。

だからタレントが個人でやってたホームページが閉鎖されたり、面白い情報を発信していた所が更新されなくなったりするのです。露出とかヒットが増えると面倒も増えます。ネットの面倒な所はトラブルは飛躍的に拡大するのに、実入りは変化しないことですね(笑)。

私は相手を知らない。相手は私に直接メールを送り付けてきます。こちらの事情とか経緯はまったく知らないままに自分の感情を一方的に投げつけてくる人もたくさんいます。

勘違いする人は多いようですが、私はそんなに太っ腹じゃありませんよ(笑)。無理もしてますし勇気も必要です。誰しも誰かに勝手に利用されるのは嫌ですし、人から悪く言われるのは辛いものです。嬉しい訳はない。

この仕事以外でも私は、これまでに様々な嫌な思いも何度もしてきています。

私のこれまでの経験を知れば驚く人が多いでしょう。「よくそんな目に」と思うようなことも何度かあります。社会の表も裏も十分に知っていますし、苦い思いも何度も経験してきていますが、それでも、他人を信じることを諦めてないだけです。

結果、今でも利用されたり騙されたりすることがありますけどね(笑)。

ですが後悔はしません。「虎穴に入らずんば、虎児を得ず(意味は辞書で引いて下さい)とも言うでしょう?私が他人を信じず、どことも繋がりを持たなかったら、仕事でもプライベートでも、とてもここまで歩いてこられなかったと思います。

信じる事で騙されることはあるかもしれませんが、少なくとも誰も信用せずに「私は孤独だ」とのたまうおっさんよりはマシだと思いますね(笑)。

これまでに連絡が途絶えた人もいます。様々に出会いもありますし別れもありますよ。本人がどう思っていようと、お互いのタイミングとか仕事の都合、偶然の巡り合わせでも仲の良かった人とすれ違ってしまうこともありますよ。お互い、時間が経って歳をとったり立場が変わればまた交わることもあります。

大切なのは自分で相手を選び、その選んだ相手を「信じること」だと思います。

確かに騙す人や嘘をつく人はいますよ。残念ですが社会には悪意がたくさんありますから......。こちらの善意を悪用する人や、相手を利用しようとする人は後を絶ちません。他人を利用しようとして相手を騙したり愚かしい行為を繰り返す人は、結局孤独なんですよ。

信じなければ始まらない。恐くても最初の一歩目は自分で踏み出すしかないのです。

友人が多い人と多くない人の違いは相手を信用した数によるものでしょう。言い方を変えれば騙された数かも知れない。利用されることや騙されること、傷つくことを恐れず、相手に歩み寄ることのできる人が結局は友人に恵まれると思います。

孤独感にさいなまれる前に、自分から他人と繋がりを持つ努力を。

一人でいることが辛いのは、きっとあなただけではありません。

1998年09月初稿

2000年05月01日改訂

2006年01月25日修正、加筆 

                谷口信行

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