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口説きやすい人 見分け方

2006/01/24改訂
1997/06/00初稿

相手との距離に注意

パーソナルスペースを利用すると、面白いことがわかったり出来たりします。誰が誰を好きであったり、誰が誰と関係があったり隠していても割とわかります。

※ただし、これから述べることは参考程度に止めておいて下さい。あとで「あなたのいった通りにしたのに効果がなかった」などといわれても責任は取れませんので、念の為。

どんなに隠していても「お互いの距離」というのは簡単には縮みません。「あんな人キライ!!」とか、「なんとも思わない」などと言っていても関係があったり、好きだという感情がある場合、相手との距離がはっきりと縮みます。特に男女としての「関係」などがある場合、隠すことは不可能です。

テレビ番組などでもわかりますよ(笑)。司会者と関係を持った女性がゲストで出ている場合、話しかけ方、相手への触れ方でかなりわかります。見る人が見ればそれははっきりとにじみます。社内恋愛などでバレないでおこうと思う場合、できるだけ近くにいないことです。ふとした仕草から恋愛関係は廻りに伝わってしまいます。

これを逆に応用すると口説きやすい女性、というと語弊がありますが、自分に好意を寄せている女性が誰であるか、かなりの確立で知ることができます。

目安になるのは「相手の身体に触れる距離」です。お互いの身体に手を延ばせば届く距離に入れるかどうかが、キーポイントになります。仕事中でもどこかに飲みにいったときでもかまいませんが、相手と手や、肩の触れる距離に近づいたとき、相手の反応を見ることで相手の心がわかります。

あなたの狙っている人があなたから反射的にスッと反対側に逃げるようなら、望みは薄いでしょう。これは女性が男性に対してやってみても同じことです。

特殊なトレーニングを積んだ人以外では「無意識の反応」は意識的に隠すことは難しくなります。斜め後ろくらいからふいに「ねぇ?」などといきなり話しかけられた場合、身体は反射的に反対に逃げます。嫌いな人の場合、更に距離は開きます。

その人から自分にとって安全な距離を置こうとするからです。

反対に「ちょっといいな」と考えている人が自分のそのサークル(顔と顔が触れそうであったり、肩を抱ける距離)に入ってきた場合、ドキドキはするでしょうが無理に「出て行って欲しい」とか、「この人に触れられたくない」といった反応はしないものです。

急に話しかけたり、近寄った場合に相手が少し時間を置いてから離れる場合や、嫌がってないなとはっきりわかる場合、もっと積極的に相手が「なに?なに?」などと近寄ってくる場合、相手に好意をよせてもらっていると考えてよいでしょう。

入る、出るを繰り返す

男女問わず、遊び人などといわれている人達は実に絶妙にこのサークル(パーソナルスペース)を使いこなします。別に意識したり勉強したりした訳ではないでしょうが、経験や勘で「ここまではいけるかな?」という所を探りだし、ときには押しときには引くのです。

パーソナルスペースに「入りっ放し」になろうとする人は、だいたいにおいて対人関係の構築が下手な人です。

男性においても女性においても異性やパートナーに「馴れ馴れしい」「押しつけがましい」との印象を生む人は、相手の距離に入りっ放しになって出てゆこうとしない人でしょうね。

人間の難しい所は相手に触れて欲しい、側に居て欲しいと望む反面、ずっと束縛を受けたり干渉を受け続けると嫌がるようになります。子供でも嫌がりますよ(笑)これは仕事においてもプライベートにおいても同じことですが、アドバイスとか干渉は少しだからいいのであって、全部を受け入れてしまえば個性は無くなります。

手取り足取り面倒をみてくれる人を「ありがたい」と思うのは一瞬です(笑)。人には自我とか自意識と呼ばれる個別の判断能力があります。誰かに何もかも指示されてしまうと、それが正しい事であっても人は従う事に強い抵抗感を持つでしょう。独自の判断能力や個性を完全に否定されたような気持ちになりますから・・・・・。

話は多少違いますが催眠を催眠「術」とは呼ばず、催眠「誘導」と呼ぶのは、強引に何かの「術」をかけるのではなく、そちらの方向に「気持ちよく導く」ことを基本としているからです。パーソナルスペースに立ち入ることは、被験者の心の壁に近づくことでも立ち入ることでもあります。

そういった手順を繰り返すことで少しづつ、相手の心に立ち入る許可を得てゆきます。

遊び慣れている人が相手をその気にさせるのに「ねえ?だいじょうぶ?」とか、優しい言葉をかけて肩を抱いてみせたり、手を握ったり、パッと一、視線を合わせて離れたりを繰り返すのは、その時々に相手の表情を読み、近付いたり離れたりを繰り返すことで、自分に「口説けるかどうか?」の「心の距離」を判断しているのです。

そういった手順を踏んだ時、相手が手や肩などを自分から親しげに触れてくる場合は自信を持っていいでしょう。多少、強気で押しても大丈夫だと思います。顔の触れる距離や息が届く距離にお互いが自然に入れる場合、魅かれ合っていると考えて不都合はない、と思います(笑)。本来ならその距離は恋人か家族、よほど親しい友人以外は許されないからです。

嫌ならば最初からその距離に入ってきません。その距離に入れてもらえる時点で特別な関係、心理的な効果を得ていると思われます。

これは正直に言えば高等テクニックです。練習すれば誰でもできる、簡単だというものではありませんが参考程度にはなるでしょう。

相手は私だけ?

そういった手法、知識を用いて相手の反応を読んでいる場合、ここで注意が必要です。相手の反応を見、嫌がっていないことを確認しました。それどころか、相手の女性(男性の場合は女性)が優しく自分の腕を触ってきます。

「これはいける!!」

「絶対、俺に気がある!!」(出川哲朗風)

激しくそう思いこむ前に、ひとつ忠告をしておきます。

女性でも男性でもそうですが、むやみにあなたの身体を触ってくる人には二種類しかありません。

1. あなたが(あなただけが)好きであるか、以前から好意を寄せている場合

2. あなただけではなく、女(女性ならば男)ならなんでもいい場合

の二種類です。

これは気をつけて観察してくださいこの両者には天と地ほどの隔たりがあります。読み違えてしまって意味を取り違えると後でかなり哀しい思いをします。少し注意してその人を観察してみればすぐにわかります。

対象である異性が、あなた以外の男性や女性の身体にも、やたらと触れたりもたれかかったりしている場合、あなた個人を気に入っているのではなく、他の誰かでもいい場合があります。

よく言えば馴れ馴れしく悪く言えばだらしないタイプの人もいます。男女問わず、飲むと気が大きくなって誰でも口説い(口説かれ)たり、誰かにしなだれかかって甘えたり元々の心理障壁が低く、他人に対して依存心が高いタイプが存在します。

こういった行動をとる人達は、女性だとファザーコンプレックスなどが強く逆に男性だとマザーコンプレックスが強い強い傾向があります。赤ちゃん言葉や甘えた言動も多く、自分を「ちゃんづけ」(○○ちゃん、自分で付けたニックネーム)で呼んだり上目遣いで相手を見つめるような特徴があります。

困るのはこういった人(達)は「異性であれば」勢いで誰にでも甘えてしまうため、あなた以外の人とも割と簡単に関係を持ってしまいます。甘える対象は誰でもよく、その場の勢いで安易に関係を持つことを繰り返しまい、相手や自分自身をも傷つけてしまう例があります。

そういった傾向を持つ人はお酒を飲んだりすると更に勢いがつきます。飲んでる席で見ればよくわかる筈ですよ。自分自身でも歯止めが効かないのです。いけない事だと思っていても同じような行動を繰り返してしまい、異性に媚びを売って誰とでも関係を持つイメージが先行するため、徐々に友達が少なくなり孤立します。

どんなに甘えても誰にも大切にされません。

理由は簡単で「こいつは俺でなくてもいいんだ」と相手に受け取られるからですね。

特定の相手であれば問題ない

顰蹙(ひんしゅく)を買うような行為の後で「お酒のせいだ」などという人は、特に注意が必要でしょうね。

「この人がいい!」ときちんと選択しているのならば、その人の目の前で、他の人にベタベタと触るなんてことはありません。酒の席や何かの集まりで、他の同僚や異性と嬉しそうに腕を組んでいたり、もたれかかっていたりする場合は注意した方がいいでしょう。

そういった行動を堂々ととる、彼(または彼女)は「異性にだらしないタイプ」である公算が強くなります。

実は「浮気を繰り返す男性」を見分けるのも、「口説きやすい女性」を見分けるのも同じです。

異性への身体の距離が近く、意図的であるか無意識であるかは別にして、「タッチを何度も繰り返す人」つまり、本来は恋人や家族の距離に当たる「パーソナルスペース」への立ち入りが頻繁で、何の反省もしない人なんですよ(笑)。芸能人で喩えるなら石田純一のような感じですかね?

つまり、相手の肩を抱く距離や顔と顔が触れそうな位置に平気で出たり入ったりを繰り返す人です。

普通であればそういった行動は特殊なことであって、本人にとって「特別」扱いする人の人数は、そんなに大勢いるはずはありません。

勘違いしないように断わっておきますが、特定の相手にそういった行動をとった、としてもそれは不思議ではありませんし、何も問題ありません。不特定多数、「誰に対しても同じ」そういった行動を、意図的、または無意識に行う人が、後々、あちこちで問題となるだけです。

実は哀しいお話

そういった距離は普通ならあまり立ち入らせてもらえないものなのです。そういった行動をしょっちゅう繰り返す人は、良く言えば人なつっこく、悪く言えば警戒心が足りません。

ちょっと見には異性の友人。恋人に大勢恵まれているように見えますが、注意してよく観察すれば決してそうではないことがわかります。トラブルを繰り返すので、周囲から嫌われたり距離を置かれるんですよ。友達には「あいつ(あの子)には異性の友達や彼氏(彼女)は引き合わせられない」と言われてしまいます(笑)。

意図的にやってる人はまだ救いがあります。わざとやってるからです。相手(友達や知人)に嫌われても自分の責任だと理解できますし、気になるのならそういった機会、異性を伴う場所は遠慮すれば済みますから。

問題は無意識にやってる人ですね。

こういった行動をとる人は、異性であれば少し話をしただけで誰にでも簡単に心を許してしまったり、安易に肉体関係を持ち易い傾向があります。残念ながらこのような人は浮気や異性とのトラブルが絶えることがありません。

一種の病気であり、傾向ですからよほど気をつけないと直らないでしょう。

困るのは責任が自分にあるとは欠片も思わず、私は「男運が悪い」だとか「女運が悪い」などで括ってしまうタイプもよくいることですね(笑)。「いつも相手に騙される」だとか他人のせいにしがちです。

自分の身勝手な行動のせいでまわりを大勢傷つけることになったり、嫌な奴だと同性には思われていることに気がつかない人が多いですね。これは本人にとっても辛いことです。一人のパートナーと長続きしなかったり、相手には「遊ぶにはちょうどいい」といった扱いを受けてしまうからです。

若い頃はそれでもちやほやされます。問題はある程度歳を重ねてからで、いざ自分が真剣になったり、結婚を考えたりすると相手から「そんなつもりはない」と言われてしまい、ショックを受けることになります。

どんな人を選ぶかは本人の意思

そういった行動をとる人をあなたがみつけたとき「チャンス!」とあなたが思うのか「気をつけなきゃ!」と思うのかはあなた次第です。

選ぶのは本人の意思ですよ(笑)。分析はただの分析です。やりたいだけの気持ちで安易に相手を選ぶ人は、自分も遊ばれても気がつかない人が多いですが・・・・・。

私はそういった人は避けるようにしてます。恐いですから。相手が「怖い」のではなく、自分がそういった人に当たって傷つくのが嫌だから。こういったお話や分析がここに「書ける」ってことは、私にもそれなりに経験があるということですな。

それにやっぱり男として「あなただけがいい!!」と言われたい(笑)。他の誰かでも良かった、と言われれば哀しくはないですか?男として女としてプライドが傷つかないですか?

この人が自分の意思で「私を」選んでくれたと思いたいのが普通じゃないですか?

やっぱり「誰でもいい」より「あなたがいい」と言って欲しいと思いませんか?

私はできることなら私の考え方や気持ち、性格を知った上で選んで欲しいと願いますね(笑)。私もそう選びたいでしょう。外見だけとか、ただの勢いで関係持てるほど若くもなければ勇気もないですよ。

おばさんだろうが何だろうが中身のある人が好きです。私をきちんとみてくれる女性を愛します。他の誰かでもいい、何かと比較して悪口を言ったり迷うような女性はどんなに若くても美人でもお断り。気分が悪いだけでしょ?

そんなことを考えるようになっただけ、私も歳を喰ったんでしょうね。

新しい恋のためなら恋人や家族、友人や子供、仕事、全てを投げ打っても構わない、という熱い情熱をお持ちの方にはあえて口煩くは言いません。ご自由にどうぞ(笑)。ただ、無用なトラブルを避け、お互いに傷つけ合わないようにしたいと考える方にはこういった知識も多少の参考くらいにはなるんじゃないかと思います。

私? 私ですか? 私は今まで恐い経験も嫌な思いも何度もしてますから......。楽しかったこともあり二度と思い出したくないこともあり.....。う〜ん、ひとことでは言い現せませんね.....。よかったら、一度一緒に飲みにいってみますか? きっと上手に口説いてみせますよ.....。(女性に限る)もちろん冗談です。

※このコーナーの初稿は1997年私が開業当初に書いた内容です。       

2006年01月24日加筆修正、改訂

                谷口信行

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