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プライバシー保護、トラブルの予防

元々会員ページには掲示板と私書箱システムを導入していましたが、今回からブログ形式に変更してあります。

会員ページの写真掲示板形式だと出張中や講演会、急な撮影や収録が入った時には管理ができず、その間を狙って荒らされたりトラブルになる例があります。

また掲示板というシステム上、自由に文章をやりとりできるため他の掲示板、自分のHPやブログの宣伝を書き込んだりメールアドレスを書き込みしてくださった方に直接連絡をとろうとする例もありました。

インターネットは元々は善意ででき上がっているシステムです。メールは限られた人にのみ送られるものですが、WEBとかブログはそういった概念ではでき上がってしません。

本来は大勢が気軽に訪れることができることが目的です。

IPアドレスで弾いたりMixiのような知り合いや招待者だけで集うコミュニティ型もありますが、本来は排他的な目的で始まったものではないために、悪意を持って入り込まれるとどうしようもありません。

たった数人、時には誰か一人のために大勢が迷惑を被ったり不愉快な思いをすることがあります。

閉鎖型として厳重に管理しましても結局はネット上のことです。サーバー上にあって不特定多数がアクセスできるシステムが原型である限り情報はどうしても漏れますし、トラブルもあります。

私の留守中にホームページや掲示板(会員ページ)で被験者を集めたり、練習会などを開かれて若い女性にトラブルなどがあると困りますので一時期思い切って閉鎖することにしました。

あわせて外部リンクも全て切ってあります。リンクを切るということはヒット数が極端に下がるということです。私にとっては大きなデメリットになりました。ですが私とリンクを結んだ先におかしな問い合わせメールを送り付ける自称同業者とか、マスコミ関係者らしき者が複数いましたので、ご迷惑にならないように対処しました。

今も時折、ネット上ではおかしな連中が催眠の練習会だの講習会だのをやっています。掲示板で自作自演を繰り返し、マスコミに自分たちで「凄い先生がいる」などと煽って売り込みを計っているものもいます。

一時期、私の所で悪質な行為が頻発したのは、そういった連中の仕業だと思います。

私のサイトは固い内容や真面目な内容もたくさん載せてあります。決して興味本位でいかがわしい内容で煽ってきたホームページではありません。そういった内容に共感を持ちテキストを取り寄せてくださった方の殆どは善良な購入者だと思います。

そう思いますが、一部には悪質な連中やカルト宗教、金儲けのために物まねと嫌がらせを繰り返す連中もいます。催眠を勘違いした幼い精神構造の人やトラブルメーカーもたまにはいます。

他の購入者や参加者が傷つかないようにそういった措置をとっていました。

新しいツール、オープンソースという概念

私はインターネットというのは不特定多数の人が気軽に知り合ったり自分の知恵や経験を持ち寄ったり、これまでに学んだ知識や技術、商品や会社を紹介するためにあると思っていましたが、中にはそうは考えない浅はかな人もいらっしゃるようです。

しかしまあこざかしい知恵がまわったり悪意のみの人もいらっしゃるもんですね。誰かを中傷したり利用したり悪口を言ったりナンパの道具くらいにしか携帯電話やパソコン、ネットを使えない人もいらっしゃるようで・・・・・。最近特に増えています。

せっかくの便利なツールとか道具も、使い手がいいかげんだとろくなことに用いません。

自分の聞きたいことだけを掲示板に執拗に何度も書き込んだり、相手を中傷したり場を荒らすために「道具」つまりパソコンやネットを使うものもいます。私の掲示板でも他の参加者からレス(返信)がついても、お礼すら言わない人もいました。まあ掲示板というシステム上、仕方のない部分もありますが・・・・。

荒らす人間というのはどんな場所に参加しても荒らします。会員制にしても招待制(Mixiなどが代表)にしても結果はあまり変わりません。

ここまで、すごーく時間をかけて何をやってたかっていうと・・・・・。これまでの全ての知識を誰かに譲ってしまおうと思って準備を進めてきました。

新しいテキストの解説ブログに「All Knowledge」と銘打ったのは、私の覚悟というか決意の現れです。

CGIの設定、WordPress(ブログツールとしては世界のスタンダードになりつつあります)の勉強、プラグインやテーマの変更をやっていました。私自身の意図する内容がきちんと表現できるツールとかソフトとか道具が必要で、なおかつ、管理が容易であること、プライバシーの保護やトラブルの予防ができて、「後から」見に来る人に分かりやすいものがいい。

そう考えてコツコツと色々と探して作り上げてきましたが、これがなかなか難しかった。

ようやく、そこそこ納得がいったものができたので公開に踏み切ります。

原型はnet-mov.comや好奇心の館で用いたテンプレート(テーマ)やプラグインです。WordPressというソフトはオープンソースで各国で自由に研究開発が進んでおりデータベースにMySQLを使っています。問題点はHTMLベースのホームページ制作から始めた者からすればPHPやMySQLなどは少々敷居が高いんです。プログラムに近くなりますから。

ところが、実際に使ってみるとこれが良くできていまして・・・・・。一度、こういったシステムに慣れてしまうとHTMLでホームページを作るのは本当に辛くなりますね。HTML(タグ)にもそれなりにメリットとか良い部分もたくさんあるのですが、比較すればどうしてもブログなどに軍配が上がります。

私はMySQLを搭載しているサーバーを探し、そこにドメインやホームページを移動して一から構築する勉強を始めました。今、私が勉強していることはそのまま企業向けに使える知識でもあります。今後、HTML主体のホームページは徐々に廃れてゆくのかも知れないですね。

MySQLを使ったデータベースを元に動的に生成したのがWordPress(ワードプレス)やブログです。HTMLはデータとしてそこにずっと留まる静的なものですが、WordPressは異なります。

難しい説明は抜きにして簡単にまとめると、ブログ形式(動的)だと呼び出しがあってから生成されます。

「催眠について教えて」「○○ってページはどこですか?」という問い合わせがあってからページが作られます。サーバー内部にあるデータベースから情報を引き出しそれを書き出している状態ですね。そのために生成に時間が必要だったり動作が不安定になる、検索エンジンにひっかからないといったデメリットもあったのですが、徐々解消されつつあります。

情報の検索とブログというシステム

WordPress(ブログ)で情報を書き出すとタイムスタンプが自動でつきます。時系列順で新しい情報から表示してくれますし、カテゴリーでも分けれる。単語や人名での検索が可能ですしその精度も高いんです。

ですから、作り手が丁寧に作りさえすれば、メーカーが大量にある自社の商品を管理したりユーザーが自分の意図にあった商品を「検索で」簡単に探し当てることができます。

この機能がブログの最大のメリットです。一般の人がブログを用いるなら文字通り「日記」としてしか使えませんからあまりメリットはありません。巷に溢れるブログの殆どは膨大な私文の垂れ流し(笑)でしか無いでしょう。

よほどの美人とか男前、芸能人でも無い限り他人の私生活に注目すべきところはありませんよ。普通は同じ日々の繰り返しでしょう。面白い出来事が毎日頻発するわけもない。一般人のブログが結局は会社の愚痴になってしまったり、今日食べた献立になってしまうのは、そんなに書くべきネタがないからです。

ですが、それが専門分野とか特殊技能、情報を「共有するためのデータベース」となると話は異なってきます。

私はWordPressを「日記」(ブログツール)とは考えていません。用途によって使い分けられる「データベースの検索機能」と考えています。不特定多数に見せるために用いるのではなく、特定の人が自分に必要な情報を素早く検索するためにMySQLやブログというシステムが用いれると考えています。

大手プロバイダが客寄せのために開設している無料ブログスペースには色々と制限も多いですけどね。自分でサーバーを立ち上げたりレンタルして開始すればブログとあわせてCGIなども設置できますから、かなり色々なことができます。

XOOPS(ズープス)やWordPressならかなり複雑なカスタマイズが可能。動画の再生や写真の表示、時系列に沿った情報検索もできます。

HTML(タグ)でもそういった機能の実現は可能ですが、精度の高い検索や時系列に沿った書き込みを探す時にはどうしても機能が劣ります。それなりのシステムを導入しようと思えばかなりの費用がかかるでしょう。

兄がシステム開発やってますからね。企業向けの検索システムや在庫管理がどれくらいお金がかかるかは知っています。日本で企業が株式上場する場合には必ず「自社サーバー」と「自前のデータベース」を持つことが義務づけられていますが、それは驚くくらいに高額です。大手制作会社に依託すれば数千万から数億かかることもありますよ。

そんなものを個人で導入できるわけがない。

それを考えるとオープンソースで開発が進んでいるWordPressなどが最適と言えます。

なにしろ基本的には「全部無料」ですから(笑)。ただし、自分でカスタマイズやローカライズはしなくてはなりませんから膨大な時間と手間はかかります。

WordPressなどのオープンソースを主体とした「ブログ」を立ち上げ、そこに催眠に関する知識を私(管理者)や会員が書き込みすることで、膨大なデータベースとして「必要な知識が検索で簡単に得られるようになるのではないか?」と密かに期待しています。

掲示板というシステムの盲点

私自身が掲示板をテキストの購入者に解放すると困ったことが何度も起こりました。先に述べた嫌がらせ云々、という問題ではなく・・・・・。何だと思います?

やはり相手は一般人の方ですからね。文章を「自分で書く」能力に長けている人が少ない。トラブル防止のために会員制にすれば「書き込みの絶対数」が減ります。よほど親しい友人とか催眠について詳しい人(直接指導を受けた方や医療関係者)ばかりが書き込みするようになって、初心者とか一般人には縁遠くなるのです。

掲示板の開設当初はもっと活発なディスカッションというか、テキストに書かれた内容の具体的な質問や技術的な解説を求められるかと期待していました。

ところがそうはなりませんでした。漠然とした内容や宣伝めいた書き込みが増えた。

せっかくテキストを購入してくれたからと若い女性の入場を許可すると催眠とは直接関係のない、自分の悩み事とか私生活に近い部分が書き込まれることもありました。

一応、会員制にしていましたからね。いきなりそういった個人情報を晒した人に危害が及ぶことはないでしょう。ですが、そういった書き込みが一時期でも載っているということは、トラブルが起きないとは言えなくなのです。

私がずっと張り付いて四六時中見張っておくわけにもいきませんからね。他にも依頼も仕事もある。出先で確認して都合の悪い書き込みはすぐに削除、とかもできるとは思いますが、それをやってしまえば相手が傷つく可能性もあります。

それでブログにして承認制にしようと思い立ちました。

今回、テキストの小段落を「全て」載せたのは補足のためです。その方式なら掲示板のように誰かの書き込みを待つ必要はない。そのコーナー(小段落)にあった追加情報とか動画とかが見つかった場合にはそこに「私自身が」記述すればいいわけですね。もちろん質問があれば答えますが、それだけが目的ではありません。

いわば「進化するテキスト」としての機能を持たせたい。誤った記述や時代遅れになった部分、何かの発見があれば改定も可能です。それこそがネット本来の強みでありデータベースという概念でしょう。

掲示板ではどこかでみたような記述や誰かの受け売り、ピントのズレた質問ばかりが書き込まれたり並ぶこともよくあります。独自の文章、オリジナルの発想力に欠ける人もたくさんいるからです。

参考書やマニュアル本などの悪影響でしょうかね?結局はテキストや参考書の抜粋とか箇条書き、誰かの本のあらすじになってしまう。

評論家ぶって誰かの批評とか悪口を並べる人はネットの普及で飛躍的に増えましたよ。では、そういった人がわかりやすい解説書が書けたり、人が驚いたり感動する文章が書けるかと問われればそうではありません。

文章を「織る」という作業は、横から見ている分には簡単なのですが実際に自分がオリジナルとして何かを綴るのは非常に難しくなります。それが「掲示板における」質問程度でも大きく影響することとなります。

誰かの物まねとか書票程度なら簡単に書けます。書けますがその文章をよく読んで把握し、「どこが疑問点なのか?」「どこを掘り下げて誰に聞けばいいか?」を理解できない人が多くなっています。

もっとも大切な社説ですら盗用する新聞社があるようです(笑)。

それは昔のように「仕事で忙殺されて他人の文章を盗んだ」というより読解力や表現力がある人が減ったから。「安易に誰かの文章をそのまんま盗用」した上に、その事実を誤魔化すだけの文才すらないのでしょうね。

プロを自称する新聞社とかテレビ局でもその有り様ですから(笑)。一般の人にもその法則は当て嵌まります。

参加してもらうために

人間って不思議だなあと思うのはそれでも「そういった場所に」参加はしたい人は多い。

「何を聞いたらいいか?」「何を書けばいいか?」はわからない。

具体的な指示や指摘はできず自分で何かを表現するだけの能力や経験も足りない。

それでも何かから知識を得たいと思いますし、自分なりに何かを表現したい、誰かに自分の意見を聞いて欲しい、拙いながらも経験談を書き込みたいと思うのが人間なんでしょうね。だから個人のブログが飛躍的に増えたのです。

箇条書きで中身はない。携帯電話で撮った写真だけが並んでいる。芸能人の日常なら面白みもあるのですが、普通の会社員とかおじさんの日常、主婦の生活に劇的な変化はない。

それでも「自分は他の人とは違う」ことを証明したいものですし、自分の「何か?」を社会に現したいのが人間です。

その意思は尊重します。

掲示板を開放しても「何について質問すればいいか?」が理解できないので書き込みができない人が多い。どこを掘り下げて自分の環境や練習に当てはめればいいかが理解できない。ですからそういった方とは質疑応答そのものが成り立ちません。こちらから一方的に情報を「押し付ける」しかなくなってしまいます。

特に難しいテーマになればなるほどその傾向が強いですね。

掲示板形式にするといわゆる「押し出しの強い人」とか、勝ち気でガンガン攻める人だけが幅を利かしてしまうことがあります。と同時に「ネット越し」で相手の顔が見えないからこそ強気になってしまい、いわるる荒らし行為やトラブルを頻発させることもあります。

不特定多数から気軽に意見を求める場合には掲示板が良い。ですが限られた人数とか特殊な技術や知識に関しての場合には、それがうまく働かないこともあります。

催眠に関しては誤解も錯覚も多いですからね(笑)。いわゆる「自称催眠の大先生」が自作自演を繰り返したりしてる現状では、私がいったん全部をチェックしてから返信を出すほうが安全なような気がしています。

真面目な人とか気の弱い人、優しい人、本来は「掲示板だったら見ているだけ」に人にも情報は受け取って欲しいのです。そう願えば四六時中何かでもめたり罵り合っている掲示板よりも「時折、購入者からも書き込みができて」管理者(私)から補足や改訂、追加情報がある「データベースのようなもの」のほうが、利便性や安定性が高いと思っています。

そういった意味で今回から掲示板形式を辞めて、会員ページ内に「全ての小段落」を掲載しました。

そこにコメント欄を作って開放、私から返信や更新があればメールで通知が届く形式になっています。

その方式ですと「みているだけ」の人も参考にできますし、ずっとコメントやログ、ページ(WordPressは他のブログツールとは異なり固定ページも作れます)を後から検索できます。掲示板のように情報がすぐに消えてしまうこともありません。

考えた末での選択ですが、催眠やネットを取り巻く現状を考えればこれがベストの選択だと思います。

2008年09月04日

         谷口信行

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